お悩み別豆知識

妊活と血液凝固因子

第12因子欠乏症
 
血液が凝固するには、色々な物質の働きによって出血した際、血液を止めてくれます。

その中で、凝固第12(ⅩⅡ)因子というものがあり、凝固第12因子が標準値より少なくなること、凝固第12因子欠乏症といいます。
 
凝固第12因子欠乏症は、出血ではなく血栓症を起こすことが知られ、不育症の原因になると言われていましたが、最近では、凝固第12因子自体なくとも不育症にはならい発表がありました。
 
内容は、生まれつき凝固第12因子が無い女性が、4回妊娠し、3回分娩に成功しています。
この発表を考えると、凝固第12因子自体が不育症に影響を及ぼすのであれば、凝固第12因子欠損症の女性は妊娠継続できません。
しかし、この女性が特殊な体質とも考えられます。もっと分母が増えたら、確かなことが言えるのではないかと思います。
凝固第12因子欠乏症は、現在でも何と言えないけど、問題ない方が良いよね?的なことでしょうか。
 
凝固第12因子欠乏症が疑われた場合には、抗リン脂質抗体症候群等の自己免疫疾患が無いかどうかを調べるのがいいでしょう。 
 
PCサイトへ