顎関節症
顎関節症は、顎関節や咀嚼(そしゃく)筋の痛み、関節(雑)音、開口障害ないし顎関節運動異常を主要症候とする慢性疾患の総称で、簡単に言うと物を食べるときや口を開けるだけで痛んだり口が大きく開けづらいことを言います。
原因は様々で、硬い食べ物(ビーフジャーキー、イカなど)の食べ過ぎや逆に柔らかい食べ物しか食べずに長期間過ごし咀嚼筋の発達異常によっても起きることがあります。
発症後は顎関節に余計な負担をかけないようにすることが重要で、睡眠時にマウスピースを装着するスプリント療法などがあります。
20~30代の女性に多く発症すると言われていますが、顎関節の仕組みに男女差はさほどなく、この原因は女性ホルモンが関与している説や女性の方が医療機関に行く頻度が多いなど言われたりしますが、はっきりしたことはまだわかっていないのが現状です。
肩こりや首のハリを改善させると症状がやわらぐとの報告もあります。


