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妊活と血液凝固因子
第12因子欠乏症
血液が凝固するには、色々な物質の働きによって出血した際、血液を止めてくれます。
その中で、凝固第12(ⅩⅡ)因子というものがあり、凝固第12因子が標準値より少なくなること、凝固第12因子欠乏症といいます。
凝固第12因子欠乏症は、出血ではなく血栓症を起こすことが知られ、不育症の原因になると言われていましたが、最近では、凝固第12因子自体なくとも不育症にはならい発表がありました。
内容は、生まれつき凝固第12因子が無い女性が、4回妊娠し、3回分娩に成功しています。
この発表を考えると、凝固第12因子自体が不育症に影響を及ぼすのであれば、凝固第12因子欠損症の女性は妊娠継続できません。
しかし、この女性が特殊な体質とも考えられます。もっと分母が増えたら、確かなことが言えるのではないかと思います。
凝固第12因子欠乏症は、現在でも何と言えないけど、問題ない方が良いよね?的なことでしょうか。
凝固第12因子欠乏症が疑われた場合には、抗リン脂質抗体症候群等の自己免疫疾患が無いかどうかを調べるのがいいでしょう。 -
甲状腺機能亢進症・低下症と妊活
妊活と甲状腺機能
甲状腺機能亢進症や甲状腺機能低下症、日常生活には差し支えない程度のごくわずかな甲状腺機能低下症でも、上手くいかない報告もあります。
甲状腺値に注意してください。甲状腺の働き
甲状腺は首の前方喉ぼとけ下にあり、蝶が羽を広げた様な形をしています。
甲状腺ホルモンは、新陳代謝を刺激して促進する働きや、胎児の発育や子供の成長に深く関わってヨウ素を4つ持つサイロキシン(T4)と3つのヨウ素を持つトリヨードサイロニン(T3)の二種類あります。体内では、甲状腺のホルモンがほぼ一定の値に維持されています。これをコントロールしているのが、脳の下垂体から分泌される甲状腺刺激ホルモン(TSH)です。TSHは、甲状腺を刺激し甲状腺ホルモン(T4,T3)の分泌を促す働きをしています。
血液中の甲状腺ホルモン(T4,T3)が多くなりすぎると、下垂体から甲状腺刺激ホルモン(TSH)の分泌が抑えられ、T4,T3の分泌も減少します。逆に血液中のT4、T3濃度が低くなると、TSHの分泌量が増えてT4、T3の分泌を促します。
この様な仕組みを、フィードバック機構といい、常に身体をモニタして変化があれば瞬時に対応します。甲状腺機能亢進症 バセドウ病
甲状腺がびまん性に肥大して、甲状腺ホルモンが過剰に分泌される結果、体温が高く、脈拍が早くなる、下痢、やせる、汗が出るなど代謝全般が亢進します。
その結果、プロラクチンも刺激されプロラクチン高値になり排卵障害が起こる。
甲状腺ホルモン(FT3、FT4)の上昇、甲状腺刺激ホルモン(TSH)の低値、抗TSHレセプター抗体(TRAb)の高値の判定が出たら、アイソトープ検査に進みますが、妊娠中、授乳中時に受けるには、注意が必要です。甲状腺機能低下症の一つ、橋本病
橋本病は、甲状腺に慢性的に炎症が起こる病気で、慢性甲状腺炎・萎縮性甲状腺炎も呼ばれています。どちら共に、ホルモン分泌低下が起こる。
体温が下がる、便秘、動作鈍い、寒がり、太る、無気力、眠い、月経不順等の症状が出る。
特に類似する、うつ病や更年期障害、自律神経失調症と勘違いする場合があるので、注意が必要です。自己免疫疾患の一つで、抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体(TOS抗体)、抗サイログロブリン抗体(TG抗体)の陽性反応で診断出来ます。
甲状腺刺激ホルモン
基準値0.35~4.94(μU/ml)T4
基準値 4.87~11.70(μg/dl)
遊離型T4 基準値0.70~1.48(ng/dl)T3
基準値0.58~1.59(ng/ml)
遊離型T3 基準値1.71~3.71(pg/ml) -
高プロラクチン血症
妊活ホルモン プロラクチン
プロラクチン高値は、妊活において要注意です。
プロラクチンは、下垂体前葉から分泌され乳腺に作用し、乳汁の産生・分泌を調整するホルモンです。プロラクチンは、ドーパミンによって抑制されていて高プロラクチン血症になってしまうと、それを抑えようとドーパミンが出ます。ドーパミンは、GnRHも抑制してしまうので、FSH、LHも抑制され卵胞が育たないため無排卵になります。
では、高プロラクチン血症になる病気は、下垂体腫瘍や甲状腺機能低下症でもプロラクチンが高くなります。甲状腺の働きは、体温調整、新陳代謝の促進、脳の活性化、心臓や胃腸の活性化です。甲状腺の反応が低下すると、甲状腺ホルモンを出せと命令が出ます。甲状腺ホルモンを出せと命令が、多くでると、プロラクチの分泌も刺激して高プロラクチン血症になります。
プロラクチの数値だけではなく、甲状腺機能と妊活も深い関係があるのが分かりますね。
その他は、向精神薬、降圧剤、胃腸薬、ホルモン剤の薬が挙げられます。日頃から、上記の薬を服用されていれば、一度医師に相談してもいいかもしれませんね。プロラクチン高値は、普段の日常生活で発見されにくい潜在性プロラクチン血症があります。潜在性プロラクチン血症は、日中は通常の数値を示し、夜間に高値になるわりづらい症状です。検査方法は、ダブルテスト(GnRH-TRH負荷試験)を行うと、プロラクチンの値が急激に上昇することで予測できます。
プロラクチンの基準値
女性 4.9~29.3 ng/mL残念ながら食事療法で改善する見込みは、難しいそうです。原因となっている物を、取り除く必要があります。
妊活中の方は、プロラクチン数値に注意してください。
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AMH(抗ミュラー管ホルモン)
妊活に必要な項目 AMH
AMH(抗ミュラー管ホルモン)とは、原子卵胞から一次、二次へと成長し、胞状卵胞の時期に放出されるホルモンです。
卵巣予備能とも言われ、AMH値=卵子が残っている大よその目安になり、年齢数値より低くても高くても問題があります。
低値になる原因は、内膜症やチョコレート嚢胞を繰り返すことによりAMHは低下します。
逆に高値の場合、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)が疑われ未熟な卵胞が多数存在します。
原因は、FSH(卵胞刺激ホルモン)がしっかり出ていないか、卵巣が硬くなり排卵出来ない状態かもしれません。低値、高値共に問題がありますので、今後の治療を考える目安になるでしょう。
例えば、鍼灸施術を受けることでAMHの数値は、増えるのか?
答えは、NOです。
残念ながら変化はありません。
ただ、薬で排卵を止めている人は、薬を飲んでいる期間AMH数値は下がりますが、服用を止めれば本来の数値に戻ります。しかし、AMHは目安ですので絶対の物ではありません。
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腱鞘炎とは?
腱鞘炎とは、腱鞘というトンネル状の中を腱が通りにくくなり起こる痛みのことで、その名の通り炎症性の疾患です。
原因は様々ですが、繰り返しの動きによる摩擦で起こります。
患部の熱感や腫れを伴い、指を動かすと引っかかる様になりバネ指と呼ばれることもあります。腱鞘炎の症状は
腱鞘炎の痛み方は、指の腱鞘炎の代表であるバネ指では人差し指に発生することが多く、最初はこわばって指がカクカクと動かしにくくなり、その後曲げ伸ばしで痛みがでるようになります。 腫れや熱感を伴い曲げたときに特に痛みます。
また、手首の腱鞘炎の代表とされるドケルバン病では親指を内側に握り左右に動かしたときに手首に痛みを感じます。 スポーツで痛めることが多いですが最近ではパソコンのキーボードを打つときや、マウス操作によっても引き起こされます。
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突発性難聴に対し出来ること
まず、突発性難聴との関係深いストレスを上手くコントロールする。
少しのストレスは、必要ですが多すぎるストレスはマイナスになります。 好きな事をして気分転換してください。睡眠不足が続くと突発性難聴になる人もいます、一日8時間程の睡眠が取れれば、嬉しいですね。
現在人は、運動不足の人が多い。心拍数が上がる運動を、一日30分が程よい循環を生みます。
ここまでは、突発性難聴になる人ならない人と、どんな人にも言える事です。
些細な事ですが、大事な事だと思います。
確実に言えることは、イヤホン、ヘッドホンで大音量の音を聞かないです。
これは、将来騒音性難聴になる可能性があります。突発性難聴は、良くなる可能性がありますが、騒音性難聴になったら良くなる可能性はないです。 今できることであれば、ぜひ注意してください。
あと、肩こり首こり、食いしばりが酷い人は、そのままにせずちゃんとケアしてください。
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突発性難聴の回復
病院で突発性難聴の施術を受けて良化する人、しない人がそれぞれいますが、聴力が回復してもその後に耳鳴りを強く感じる人もいる。
聴力が変化しない人では、さらに耳鳴り、耳閉感を強く感じる人が多い。リクルートメント現象(聴覚補充現象)と言う、ある一定の音(子供の泣き声、食器が重なる、救急車のサイレン、地下鉄、お風呂に入っている時など)が強く響き不快になる人もいる。
聴力の低下とリクルートメント現象が出ることにより、音が聞こえる方向が分からなくなる人もいます。
この様な症状は、今後の変化が乏しいのが現状ですが、中には鍼灸施術で良化する人もいます。
聴力の回復により有毛細胞が誤作動を起こさず、リクルートメント現象が軽減か消失します。
これまで、町中に出るのが億劫だったのが楽しく外出でき、不意に聞こえる響く音からストレスを感じず楽しく過ごせたらいいですね。
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突発性難聴になったら?
先ずは、直ぐに病院へ一刻も早く行くことがベストとされる。
データによると、遅くとも2週間以内が回復期間の目安と言われます。
それは、発症して2週間以内に病院へ行った人が多く、そこから治療を受け回復した人のパーセントが多いいからでしょう。
3週間以内の人は、2週間以内の人より直りが悪かったと言うことです。早く病院へ行った方が良いに決まっていますが、聴力固定は個人差があります。発症したと同時に症状固定になる人、発症から3か月間緩やかな固定に向かう人とそれぞれです。
病院では、ステロイド点滴、ステロイド鼓室注射、ビタミン剤、水分排出、高濃度酸素など病院によって対応が違うので、しっかり調べて行ってください。
入院から一週間位で退院になり、二週から一か月後に病院へ経過を見せに行くことになるでしょう。症状によっては、脳MRIを撮ることになります。
だいたい、この様な経過を辿り回復又は症状固定になります。中には、メニエール病から難聴を発症しているので注意が必要です。
メニエール病難聴は、繰り返すめまい発作により聴力が段階的に悪くなります。
メニエール病が重度な場合、反復するめまいがあり経過をしっかり診ていかなくてはなりません。退院後、西洋医学以外の施術法を探されて鍼灸を受ける人が多い。
しかし、半年以上経過した突発性難聴は、鍼灸でも回復見込みはありません。病院と一緒で早ければ早いほどいいので、入院中に行きたい鍼灸院を探し退院後、直ぐ電話してください。当院は、内耳への血流良化を徹底的に行ない、内耳神経の回復の手助けを行ないます。
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突発性難聴ってなに?
突発性難聴とは?
片耳が突如耳の閉鎖感・つまった感じ・耳鳴り・耳に水が入ったような感じ聴力が低下する病気です。
人によっては、めまい(眼振がある人もいます)・吐き気を感じる人も多いようです。 原因不明ですが、内耳環境障害(動脈硬化による梗塞、出血、血管痙攣)・ストレス・慢性的な寝不足・ウイルス性内耳炎が怪しいと言われていますが、はっきりした原因は分かりません。
特に、耳の病気で耳鳴り、耳閉感、過敏などは、命に係わることがないため研究が盛んではありません。年齢は、主に40代から60代に多く、男女差はなく発症率は約3千に1人と推定されます。(ただし、低音性難聴は女性に多いです)
難聴に加えて耳鳴りやめまいを伴う場合は、内耳には聞こえを担当する蝸牛、身体の平衡感覚を感知する三半規管や前庭と呼ばれる構造物が存在しています。そして内耳から蝸牛神経、前庭神経がつながります。耳鳴りは聞こえに関係する神経系の異常興奮によって生じます。そのため、難聴とともに耳鳴りを自覚することがあります。
障害が強い場合、蝸牛・蝸牛神経だけではなく、三半規管・前庭・前庭神経にも影響が広がります。そして回転性または浮動性のめまいを生じます。つまり、めまいがある方が重症度は高いことになります。
一般的には一側性の場合が多いですが、稀に両側性に同時罹患する例もあり、突発性難聴を発症する前に、耳鳴りや耳の奥が痛いなど感じる方もいます。
難聴の種類
低音性難聴
蝸牛型メニエールとの関係深く、耳の中に音を伝える器官の一つ蝸牛があります。
蝸牛の中に、リンパ液が満ち音の振動を伝え、そのリンパ液がパンパンになると低音性難聴、めまい、吐き気、頭痛、肩こりを感じる。
めまいの改善と共に、難聴も改善する人が多い。低音性難聴=蝸牛型メニエールと言ってもいいかも知れません。
メニエールには、前庭型メニエール病、両側メニエール病(高齢者に多い)がありますが、難聴と強く関係なく主にめまいが主です。
しかし、重度のメニエール病は耳鳴り強く引き起こします。難聴を起こす病気
滲出性中耳炎・機能性難聴・内耳炎・聴神経腫瘍・外リンパ瘻などあります。
しかし、突発性難聴と病名が付くものではなく、結果難聴が起こるものです。
難聴の度合いも個人差が強く、ろう状態の高度難聴から中音全Hzが難聴を起こす人もいます。高度難聴で全Hzが難聴を起こすと、回復予後がよくありません。
当院は、初回の1回と後8回をセットで受けて頂きます。
1セット内で変化が起こる人は、回復幅が見込めます。しかし、1セットでも変化が起こらない人は、今後施術を受けて頂いても変化に乏しいです。 -
美容鍼灸の効果
鍼灸といえば中国より伝わった医療で黄帝内経という書物や馬王堆漢墓より出土された竹簡と帛書に書かれた足臂十一脈灸経などがあげられ、経絡の上にある経穴(ツボ)を刺激して、身体の不調を正す東洋医学ですが、『美容鍼・美顔鍼』は特に顔に鍼灸治療をすることによってシミ・しわを改善し美しさを保ったり、顔のたるみをリフトアップさせる医療で、アメリカが最先端といわれています。
ハリウッド女優やアメリカのセレブの中では日常的に美容鍼を受けて、美しさを保っているようです。 日本でも最近盛んに美容鍼がメディアに取り上げられています。 芸能人やモデルさんなどがインスタグラムに美容鍼の施術中の画像をあげたりして一般の方にも浸透してきています。
当院(よしだ鍼灸・整体院 菊名)では、顔に刺した鍼に電気刺激を与えることによってリフトアップの変化を増幅させています。
また、シミにも大変喜ばれていて、美容鍼を続けていくとドンドンとシミが薄く無くなっていくと好評です。
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耳閉感
突発性難聴後に起こる耳閉感。
気圧で耳閉感が強まる人もいれば、室内に入った瞬間から強まる人もいます。
人により耳閉感の出かたが違います。そもそも耳閉感が起こる原因は、耳への空気の出入りがうまくいかないことによって起こります。風をひいて耳管が充血を起こすと耳管狭窄となり耳閉感が強まります。しかし、突発性難聴後に起こる耳閉感は、耳管狭窄によって起こるのでしょうか? 突発性難聴と耳管狭窄は全く違う病態ですが、突発性難聴後の耳閉感を訴える人が多いのも事実です。
耳管が関係しない耳閉感は、突発性難聴で障害を受けた有毛細胞が起こす症状だと推測できます。
気候の変化で内耳リンパが影響を受け、音を正常に伝えられない→有毛細胞自体難聴で正しい働きが出来ない→結果、耳閉感が強くなる。
この考えで、当院は内耳血流良化を行ない、耳閉感を変化させています。突発性難聴後に起こる耳閉感。
気圧で耳閉感が強まる人もいれば、室内に入った瞬間から強まる人もいます。
人により耳閉感の出かたが違います。そもそも耳閉感が起こる原因は、耳への空気の出入りがうまくいかないことによって起こります。風をひいて耳管が充血を起こすと耳管狭窄となり耳閉感が強まります。しかし、突発性難聴後に起こる耳閉感は、耳管狭窄によって起こるのでしょうか? 突発性難聴と耳管狭窄は全く違う病態ですが、突発性難聴後の耳閉感を訴える人が多いのも事実です。
耳管が関係しない耳閉感は、突発性難聴で障害を受けた有毛細胞が起こす症状だと推測できます。
気候の変化で内耳リンパが影響を受け、音を正常に伝えられない→有毛細胞自体難聴で正しい働きが出来ない→結果、耳閉感が強くなる。
この考えで、当院は内耳血流良化を行ない、耳閉感を変化を起こしていきます。 -
四十肩五十肩
四十肩五十肩になったら。
四十肩五十肩(肩関節周囲炎)になったら、すぐ施術を初めてください。
痛みで寝返り出来ない
夜激痛で目が覚める
まだ三十代だけど・・・
色々ありますが、その日の内に施術開始がベストです。病院では、動かさないで安静が基本ですが、当院は痛くともストレッチや肩周囲に鍼施術を行ないます。
なぜ!?
痛みで動かさないでいると、筋肉が硬くなり痛みがなくなった頃は・・・腕が挙がらなくなります。
この最悪な状態を、起こさないために当院では急性期でもストレッチをしてもらいます。
通院も週2回、一か月で施術計画を見直します。
全ては、最悪な状態を防ぐためです。痛みを感じたら、その日の内に施術開始が正解です。
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妊活施術は、いつまで受けるのがベスト?
妊活施術を受け無事着床したけど、いつまで施術を受けるのがベストなのでしょうか?
これには、施術してくださる先生の考えが違うので私の考えを述べます。初産か経産婦によって違いますが、目安は9週~12週辺りが妥当だと思います。
血液凝固系の問題があった場合は、15週まででしょうか。15週の根拠は、妊娠5週目辺りから卵黄嚢が確認できます。卵黄嚢は、胎盤が出来るまで胎児を栄養する物質です。胎盤は15週辺りから形成されるので、それまでは卵黄嚢からの栄養補給になります。
そう考えると、安全に血流が循環できる胎盤時までは受けていただいた方がいいでしょう。
最短10週、最長15週が私の考えです。妊活ではなく、妊娠後の腰痛などのケアーは別のお話です。
妊娠に必要なミネラル
タンパク質・カルシウム・葉酸・亜鉛・鉄分・ビタミンDなのでしょうか。
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鍼灸で逆流性食道炎を良化させる
肩こり・腰痛はもちろん、妊活・美容鍼灸・突発性難聴などなど、いろいろな症状があります。
その中でも、最近では逆流性食道炎でお悩みの方が多く来院されます。 逆流性食道炎とは、その名の通り胃酸が食道に逆流して炎症を起こして胸やけや呑酸(のどの辺りや口の中が酸っぱい感じ)などの症状が起こる病気です。 その他にも頻繁にげっぷが出たり、胃もたれ・のどの違和感・よく咳き込むことなどがあります。
治療方法は基本的に井穴刺絡療法を行ないます。 手足の爪の付け根にある井穴というツボを使って治療を行なう方法です。 施術をうけた患者さんによって変化が様々ですが、身体への負担も少ないのでたいへん喜ばれています。
井穴刺絡療法はアレルギー疾患にも対応できますので、花粉症のシーズンにも喜ばれました。
現在はアトピー性皮膚炎でお悩みの患者さんに施術を行ない、どのような頻度で施術すべきか、どれくらいの刺激が最適なのかなどを研究中です。アトピー性皮膚炎などの症状をお持ちの患者さんは、息子さんや娘さんにも症状があり悩まれていることが多いのですが井穴刺絡療法は小学校低学年からお年寄りまで誰もが受けられる施術なので是非ご相談ください。
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同じ職場で、低音性難聴、耳鳴り、耳閉感がおこる?
耳の疾患で、通院されている患者さんから紹介いただいた患者さんも耳の悩みを抱えていました。
お二人は、同僚で女性です。 例えば、常に騒音に暴露されている職場なら何人か同じ症状が出ても不思議ではありません。
しかし、何十人もいる職場でもなく、騒音がする職場でもない。 お二人には、別々の出身、共通の趣味もない。
いったい何が職場で起こっているのでしょうか?
お二人は、デスクワークで仕事内容も細かい仕事、一時期にストレス、仕事量が増えるなどの職場条件があります。
など考慮すると、姿勢、首肩の凝り、緊張感・・・・どの仕事でもありえることです。
しかし、お話を聞いていくと、上司の方が強烈な個性のようで、精神的負担から発症したのかなと思います。
実際、状況によって聴力や耳鳴りに変化がおこり安定しないこともあり、いかにしっかり睡眠がとれ、美味しい食事ができ、趣味の時間がとれるかが、安定させる手段だと思います。
私たちは、改善するトリガーを作ること、安心して相談できる場所でなければならない。
と思います。
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美容鍼灸 シミ対策
ゴールデンウイークが始まり、天候に恵まれて紫外線が強く降り注ぐ季節となりました。
太陽の光は我々に様々な恩恵を与えてくれますが、過度の紫外線はお肌にとってダメージを与えてしまいます。 皮膚は紫外線から細胞核を守るためにメラニン色素を生成します。通常はターンオーバーによって皮膚表面に押し出され剥がれ落ちますが新陳代謝の滞りやターンオーバーサイクルの乱れによって皮膚に残ってしまったものがシミ(老人性色素班)となります。よしだ鍼灸整体院・菊名院の美容鍼灸のシミ対策療法は顔全体の血行を促進させ、お肌のターンオーバーの正常化を図ります。 オームパルサーを使用して刺した鍼に安全な微弱電流を流し血流良化、最後にレボックス(マイクロアンペア治療器)で細胞レベルでの肌の修復を行ないます。
はじめは短期間で集中して施術をして、その後は定期的に繰り返し施術を受けることによって今あるシミは薄く目立たないように、さらには、これから出てくるであろうシミ予備軍の活性を抑えます。
実際によしだ鍼灸整体院・菊名院の美容鍼灸のシミ対策療法を受けられた患者さんの中には、たったの2回でシミが薄くなったと実感される方もいて施術しているこちらも驚いています(笑) 平均すると5回目くらいから変化を実感される場合が多いようです。
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冷え性と不妊症 ②
お話した冷えと不妊症の関係 (続)
以前、冷えを訴え来院された患者さんは、現在6W、心拍を確認されました。 相変わらず足の冷えを感じますが、妊娠は継続されています。 冷えから起こる流産なら現在、妊娠継続していないでしょう。
冷えと不妊説
女性は、筋肉量が少ないため血液を送りだす力が少ないから・・・
これは、送り出すのは心筋であって、筋肉の力を必要とするのは静脈です。静脈弁は、一分間に5~6回の開閉しかしないため戻す力が弱い=筋収縮の力で心臓に戻す。 筋肉量は、関係ないですね。自律神経の乱れから体温調整機能低下を招く=冷え=不妊の考え。
自律神経中枢は、視床下部にあり視床下部には、体温調節、抗利尿ホルモン、血圧、心拍数、摂食行動や飲水行動、性行動、睡眠、子宮筋収縮などに作用します。そう考えると、自律神経の乱れはFSH,LHの分泌に問題が起こるかもしれませんが、冷えは付随症状と考えられます。即ち冷え=不妊の関係は薄いと思われます。
血行不良による冷え。
これは、末梢の冷えの場合は違うと思います。末梢は毛細血管です、体温保持の血管ではなく体温調整の血管だからです。 卵巣、子宮は動脈から栄養を受けて、血液による熱量をもらっています。
以上の考えから、個人的には、冷えと不妊は関連性が薄いと思います(個人の感想です)
しかし、このまま、無事に出産まで迎えて頂きたいと思います。
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聴力の症状固定
突発性難聴になってから、有毛細胞が死滅する時間は?
突発性難聴になって、二週間程で聴力の固定状態になると言われています。 固定状態とは、もう聴力の回復見込みは、難しいと言われる時期で、音を感知する有毛細胞が死滅している状態だと思われています。
実際、突発性難聴になった直後から、まったく聴力が回復しない人もいます。今回の事例を、紹介します。
Hさんは、2017年8月19日に突発性難聴を発症。
9月25日に耳鼻科へ受診。
低音障害と耳閉感だったため、生活に支障があまりなくそのまま気にせず生活する。
2018年2月3日に、耳閉感が強くなり当院へ受診。
鍼施術を初めて直ぐ耳閉感は、弱まり6回受けてから耳鼻科へ行って聴力を計測した結果、障害側の聴力が回復していることに気がつきました。正直驚きました、発症してから六か月経過しても聴力の回復が起こることに。
障害を受けた有毛細胞が回復したのか、他の有毛細胞が聞こえない音域をカバーしたのかは謎です。しかし、症状固定には個人差があることがわかりました。
今まで、諦めていた状態でも希望がもてる様に、より精査して検証したいと思います。 -
花粉症
毎年、悩まされる花粉症の季節ですが、今年の飛散量は例年よりも多いらしく、患者さんでも今年から花粉症デビューした方も何人かいらっしゃいます。
今年は鼻水・目のかゆみに加えて、のどに症状がでる方が多くいるようです。
花粉症のメカニズムは、空中に浮遊する花粉(抗原)が鼻・目・のどの粘膜に付着すると体内に抗体が作られ肥満細胞とくっつき、再び花粉(抗原)が入ってくると肥満細胞からヒスタミンなどのアレルギー誘発物質が放出され、それが受容体に結合すると各所でアレルギー反応が起きる抗原抗体反応といわれています。ところが、鍼灸の井穴刺絡学では放出されたヒスタミンが血液中を流れ、視床下部の副交感神経中枢を刺激し、副交感神経の末梢よりアセチルコリンを分泌することによりアレルギー現象が発生すると考えています。
すなわち、副交感神経の異常亢進を改善できればアレルギー反応で起こった症状を緩和できるということです。 実際に、患者さんの中で花粉症でお悩みの方に副交感神経抑制の井穴刺絡治療を行なってみると、ほとんどの方が変化を実感できました。新たな花粉症治療として、井穴刺絡施術はこれからおすすめです。
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不妊症での鍼灸施術変化?
妊活されている人々で、一度は鍼灸施術で体質良化をして良い結果を得たいと、思っている方々が多いと思います。
しかし、実際鍼灸を受けてみたいけど、胡散臭い、痛そう、などの声を聞きます。弱っている五臓六腑の力を高めて、妊娠しやすい身体造り・・・と、考えますよね、普通は。
確かに、東洋医学の力は、不思議で一気に改善することもあります。
実際、当院もツボを使いますよ。刺絡もします。
ただ、東洋医学には不確定要素が多い。100人いて100人とも状態が違えば、使用するツボも違います。果たして、全て同じ結果になるのでしょうか。
そこが、腕の見せ所!!・・・
ですが、もっとエビデンスがある方法なら、もっと良い結果を得るのではないかと思います。
その方法を、模索され確立されているのが、京都にある〇〇治療院の〇〇先生です。
実名を出さないのは、ご迷惑がかかると申し訳ないので、伏せさせて頂いています。来週に、その先生達が公開講座を設けます。今までの疑問や知識のアップデートを行うことが出来ます。 本当に感謝です。本来、鍼灸師は自分の確立した技術を、公にしません。したとしても高額な受講料を必要としますが、今回の講座は、無料!!ありがたいです。
果たして、金額にすると、どれほどの受講料になるのか・・・計り知れない。
それほどの価値が、私にはあります。
・・・いったい、何の話をしていたのでしょか?そうそう、不妊症において、鍼灸施術の良化でしたね。
東洋医学も変化ありますが、〇〇先生式も効果があります(エビデンスに基づいた)。
大きな括りで、鍼灸治療は、妊活の手助けになります。受ける不安は、あると思いますが、実際の施術院に行って話を聞いてみて、判断されてはいかがでしょうか? -
不妊症と冷え症
不妊と足の冷え
37歳の女性、去年結婚され妊活をタイミング法で2回着床し3~5週で反復性流産。
この度、冷え症と不育症ではないかと思い当院を受診。私個人の考えは、冷え症と不妊の関係は薄いと思う。抹消(足)は、毛細血管の集まりで、体温調整をする場所であり体温保持には関係ありません。
即ち、冷え症=不妊症の構図は、生まれないと思う。
更に、末端と内臓の温度(体温)は違います。卵巣、子宮の温度も末端と違います。まぜ、冷えの改善を第一として不妊症へアプローチしているのか不思議です。
ただ、東洋医学では、爪灸で不妊症改善もあります。そこは、東洋医学です。お腹を暖めると、足が温まります。当院でも、近赤外線レーザーを子宮近辺に照射しますが、子宮が温まることによる、足の温度上昇はありません。 子宮近辺にある下腹壁動脈が、温まり大腿動脈へ注がれ足が温まるが、正しいと思う。
さて、冷え症の患者さんの話に戻すと、こちらの患者さんは、来院時の週のタイミングで着床した状態で、今後の施術が大事になります。
初回、来院時には排卵日前だったので、着床を助ける施術をする。この時、近赤外線を子宮に当てることで、患者さんの足の体温が上がった。理由は上記の働きだと思うけど、血流が乏しいことにより残念な結果になったのではないかと思う。
ただ、プロテインSやプロテインCの問題と、免疫の問題があるので、今後、適切な処置が必要になるかも知れません。
足の冷えは関係ないが、内臓冷えは関係があると思うので、今後注意して施術にあたりたい。
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ぎっくり腰
何か重たい物を持ちあげようとしたり、大きなくしゃみをしたりした瞬間に腰に電撃のような「ギクッ」とした痛みが走り、重症だとその姿勢のまま動けなくなってしまうのが『ぎっくり腰』です。
軽度なものから重症なものまで様々ですが腰を後ろに反らす動作が制限されることが多いようです。 一回ぎっくり腰になるとクセになるなんて話をよく聞きますが、鍼灸施術でしっかり良くして生活習慣を見直せばすればクセにはなりません。
花粉の飛散が始まるこの時期、花粉症の方には「くしゃみ」でのぎっくり腰に注意が必要です。 また、新学期・新生活のための3月の引越しシーズンも、重たい荷物を運ぶ作業などで、ぎっくり腰の患者さんが多く来院される季節です。
普段から身体を動かす習慣のない方が発症されやすいようです。 ストレッチなどを日常生活に取り入れて身体を柔らかく温かく保ってぎっくり腰にならない身体づくりを心がけてください。 しかし、もし、ぎっくり腰になってしまったら早めにご連絡ください。
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逆流性食道炎のアレコレ
まず、逆流性食道炎の病態
食道と胃の繋ぎ目に、胃の内容物が逆流しないよう噴門部括約筋がある。噴門部括約筋は、食事をし口から食道・胃と内容物が通過する際、食道を締め付けていた噴門部括約筋がゆるみ
内容物は食道から胃へ通す働きがある。逆に胃の内容物が逆立ちをしても食道へと逆流しないように胃の入り口をキュっと縛っている。
この噴門部括約筋が、緩んではいけない時に緩むことにより胃酸が逆流を起こし、食道の火傷が起こる。ではどの様なことが原因で逆流が起こるのか
食後お腹に力が加わると、噴門部括約筋が圧力負けてしまい胃の内容物が逆流を起こします。
単純にキツイベルトや肥満、うつ伏せ寝、猫背が腹圧を上げる要因です。
食後直ぐに横になる、お酒の飲み過ぎ、油物の食べ過ぎ、過食、タバコ、運動不足、ストレスなどあります。
一般的に言われていることに注意していても、噴門部括約筋が自然と緩み胃酸の逆流を起こす人もいます。逆流性食道炎が長期に続けば、胃酸により胸痛、呑酸、ゲップ、背中の痛みが起こり、さらに、気管支も炎症が起こり喘息模様をていし咳、声が枯れます。
実は、怖い病気なのです。
では、どう施術をしていけばいいのでしょうか?食生活の見直し。
姿勢が悪い人は、胃への圧力を減らすため猫背を直さないといけません。
運動不足の人は運動を始めましょう。
病院に行き、しっかり検査も必要です。
それでも良くならない人は、当院へお電話ください。 -
来年からは
子どもの頃、夕食の食卓を家族で囲み食事が終わると父が楊枝を使いシーハーしているのを見て、なんでそんなに歯に食べ物のカスが挟まるのか不思議におもっていたが、今では自分が同じことをしている。 加齢によって歯ぐきが痩せて食べ物のカスが挟まってしまうのだ。
子どもの頃、朝食の後に父が新聞を持ってトイレに入るので、自分が行きたくても行けずにドアを叩いたものだ。 今では自分がスマートフォンを手にニュースを読みながら用を足している。 媒体は変わったが同じことをしている。
やはり、どんどんと父に似てきている。 オナカもたるんできたし、お風呂の時間も父に似て短くなってきている気がする。 このままだと、何年か後に大病を患うことになりそうなので来年から食生活を改め、定期的に運動をしようと考えている。
来年から、来年から。
去年の暮にも同じ様なことを考えていたような気もする。
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春菊
春菊(しゅんぎく)は、β(ベータ)-カロチンやビタミンB群・C、鉄分、カルシウム、カリウム、食物繊維など栄養素を豊富に含む代表的な緑黄色野菜で、特に春菊に含まれているβ-カロチンは、ほうれんそうや小松菜を上回る含有量です。
β-カロチンは、抗酸化作用により活性酸素の働きを抑制、ガンの予防効果のほか肌の老化を防ぐ美容効果もあります。他にも、春菊に含まれる栄養素により、動脈硬化や高血圧など成人病を防ぐ、風邪の予防、便秘の改善、整腸作用、食欲増進などの効果が期待できます。
また、春菊の独特の香りの成分α-ビネンやベンツアルデイドは、自律神経に作用し胃腸の働きを促進して消化吸収を良くしたり、痰を止め咳を鎮める作用があるらしいです。春菊の歴史は古く、17世紀末の農業全書の中に記述があるくらい昔から食べられてきた野菜で、さらに春菊は、漢方においても古くから、のぼせを鎮めて回復力や抵抗力を高める「食べるかぜ薬」として珍重されていた。
春菊の選び方
●葉のギザギザが浅く葉が広いタイプの方が苦味や香りが穏やかで、切れ込みが深いものの方が風味は強いので好みで選ぶようにするといいでしょう
●葉が黄色ばんでいたり、茎が硬い物は避ける
●茎が太すぎず、茎の下の方にも葉がよく付いている物。どうですか!? 春菊!!
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花粉症ゼロ?!
10 月22 日(日) は第48 回衆院議員総選挙が行われます。 与党も野党も自分たちの意見を選挙区の有権者に伝えるために雨降る中でも必死に選挙活動をしています。
選挙には公約というものがあり、これを参考にして政党または候補者を選ぶ方も少なくないとおもいますが、いまワイドショーなどで話題の東京都知事が代表を努める『希望の党』の公約の中にビックリするものを発見しました。
ホームページにある「希望への道」しるべ12のゼロの10 番目にな、な、なんと『花粉症ゼロ』と書いてあるじゃないですか! もしこれが実現するなら花粉症で困っている有権者の大半は希望の党に投票してしまうに違いありません。 いったい、どうやって花粉症を日本からなくそうというのでしょうか。 花粉症といっても引き起こしている植物はたくさんの種類があります。 よって花粉症の種類も同じだけあるわけで、例えば一番メジャーなスギ花粉症をなくそうにも日本中のスギの木を全部切る訳にいかないし、万が一できたとしてもブタクサの花粉症はなくならないし、イネの花粉症の人は…。
なんてことを考えながら、より良い日本の未来を祈って!
有権者の人はしっかり選挙にいきましょう。 -
突発性難聴が良くなる人
突発性難聴は、急に耳が聞こえなくなる怖い病気です。原因はストレス、ウイルス、コリなど色々ありますが、医学的正体は不明です。
当院は、コリやストレスが原因の突発性難聴の施術をしています。早期に施術を始めることにより、予後が良くなります。
しかし、早期でも回復しない例があります。
それは、低音性・高音性とありますが、高音性難聴と全てのヘルツ帯が中以上悪い人は改善が難しいです。中音性までなら改善の見込みがあります。正し、高音性の難聴でも20デシベル位の改善はあります。個人差ですが。最近では、糖尿病と難聴を併発している人がいて、ミトコンドリア病から起こる難聴もあります。この場合も変化が期待できません。
突発性難聴後に閉塞感や耳鳴り、音の響が苦痛で鍼灸を受ける人も多く、初期施術を受けて聴力に変動があれば、変化の希望があります。本当に難聴は厄介です、命に関わらないのでしばらく様子を観る人が多い!
発症した当日に病院に行き診てもらう。
迷わず直ぐ病院に行ってください。後悔しないために!! -
水分補給
この時期、屋外にいると何をしてなくても汗がだらだらと出てきます、そのままにしていたら暑さと脱水症状でスグに熱中症になってしまいます。 そうならないために、こまめに水分補給が必要ですが何を飲むのが最適なのでしょうか。
熱中症予防には水分と電解質(ミネラル)が必要です、一般的なスポーツドリンクにはどちらも含まれていますが、飲みやすい味にするために糖分が多く使われているので毎日多量に摂取すると糖尿病になる可能性もあります。 倍量くらいに薄めて飲むと良いとおもいます。コーヒーや紅茶、緑茶にはカフェインが含まれているので水分補給という面からはお勧めできません。 カフェインには利尿作用があるので逆に尿として水分を体の外に出そうとします。 また、
胃酸の分泌促進作用もあるので胃も悪くしてしまいます。
では、何がおすすめかというと『麦茶』です。ノンカフェインでミネラルを含んでいる夏場には欠かせない飲み物です。 昔から冷蔵庫に麦茶が作られていると夏が来たなと感じたものです。 ぜひ、麦茶で水分補給をしてみてください。 -
刺絡
最近、当院で刺絡施術をしています。
刺絡とは、身体には血液が循環し酸素や栄養を全身に運んで、臓器を養っています。この血液が、汚れたり、粘度が高まって流れにくくなることがあるのです。
そのような血液ドロドロ状態を中医学では『お血(おけつ)』と呼んでいます。このお血を手の指先や足の指先から出すことを言います。西洋医学では、瀉血がありますが別物です。過剰な血液を抜くためではなく、お血を出すためです。出す血液量も違います、刺絡は米粒半分位の血液を30滴から50滴ほどに対して、瀉血は、200~400ミリリットルと言われています。刺絡は、横浜の医師 浅見鉄男先生が発展させた手法のようで、指によって交感神経、副交感神経と効力が違います。一回で驚くほど変化がある人もいれば、何回も刺絡をして変化が表れる人も居ます。
刺絡で、エビデンスをだすことは難しいですが、不思議な効果があることは確かです。
今現在、妊活、逆流性食道炎、突発性難聴、耳鳴り、ストレス緩和などに施術しています。しかし、刺絡は施術者への感染が心配されるのでゴム手袋をして血液を拭き取って安全を確保しています。 使用する器具は、糖尿病患者さんが、血糖価を図る時に使う器具と使い捨て針を使用しますので衛生的です。少量の血液を出すだけです、血液サラサラの薬を飲んでいても血は止まります。
安心安全な施術です、今まで何をしても変化のない症状に効果があるかもしれませんね。 -
西洋医学?東洋医学?
今月は、突発性難聴、耳鳴りの施術法について書きたいと思います。
先ず、突発性難聴には、耳の周りに刺し頚や肩周りの血流を良くします。 5cm程刺す鍼や鍼に電気を流す方法もあります。
患者さんの、感受性によって使い分け。頸椎や骨盤の歪みを矯正し、胸椎一番の歪みも耳鳴りに関与していると思います。しかし、これだけ施術しても、全く変化のない患者さんもいます。
そこで、押してダメなら引いてみる。今までは、西洋医学的なものでしたが、東洋医学な手法に戻した治療も選択の一つに。経絡治療と、刺絡法です。刺絡とは、簡単に説明すると、指の末端から血液を出す方法です。
悪い血を抜くことで、経絡の流れや自律神経の働きを整える。
今まで、しっかり刺す方法を受けていた患者さんの治りが悪かったので、方法を変え刺絡と経穴治療に変えてからからはメキメキ良くなってます。
不思議ですね、一度は東洋医学的刺し方から筋骨格系の方法になったのに、改めて東洋医学の不思議に触れるとは。。。多種多様な方法を用いますが、裏を返せば一つに絞り切れない技術に問題があるのでしょうか?
一つの方法を追及することは大切ですが、その他の可能性も視野の入れることも大切だと思います。 -
胃・大腸内視鏡検査 その②
その②
しばらくすると看護師さんが
「気分はどうですか? もう、起きられそう?」とたずねるので、
「ぜんぜん平気です。 もう歩けます。」と答えて点滴の針をぬいてもらい、検査着から着替えます。 検査後の診察や会計の待合室に戻る前にトイレに寄ってお尻に塗ったジェルの残りを洗い流し、鼻の麻酔薬の残りをほじくりだして身だしなみを整えて待合室のソファーに着席、何とも言えない倦怠感を味わいながらアンケートを記入します。 しばらくすると、名前を呼ばれ担当医に検査でおこなったことの説明を受けます。 ピロリ菌は陰性とのことで一安心。 ただ、逆流性食道炎がみられるのと、大腸に憩室があり、全体的に赤みがかっていて炎症気味、組織検査は10日後にわかりますので詳しいことはそのときに話しますとのことでした。
病理検査が複数あったので会計は3万円オーバー、自分の身体のメンテナンス費用なのでやむをえません。 昨日の21時より何も食べていない空腹を抱えながら鴨居駅まで歩き、ちょうど良く来た東神奈川行きに乗車、東神奈川で向かいの電車に乗り換え、横浜駅で降りるはずが、乗り換えた電車は横浜とは逆方向の電車でした。 まだ、軽く鎮静剤がのこっていたようです。 隣の駅でおりて横浜方面の電車に乗って帰宅しました。2週間後の水曜日に病理検査の結果を聞きに再来院、予約時間の30分前に到着しドキドキしながら待ちます。 約1時間後の予約時間30分後に診察室に呼ばれ、医師と看護師とパソコンのモニターを挟んで着席、モニターを見つめる医師、優しく微笑む看護師、医師を見つめる自分、そのとき医師の一言、
「病理検査では、何も異常ありませんでした。 大丈夫ですね。」
ほっとしていると、
「ただ、胃も腸もだいぶ赤くなっているから要経過観察です。」
聞いてみると、 今、飲んでいる薬を続けることと、胃は来年、腸は再来年に検査が必要で、 憩室から出血することや、食べ物の残渣が詰まって炎症を起こす可能性があること、逆流性食道炎により、みぞおちに痛みが出やすいことなどなど、これからの課題満載の検査結果発表でした。 -
胃・大腸内視鏡検査 その①
幼い頃から胃腸の弱い私は、1~2年に一回、内視鏡検査を受けています。 勤務先である当院は定期健康診断が無いため個人で健康診断や人間ドックを受診し健康を維持する必要があります。
今回はタイトル通り「胃・大腸内視鏡検査」で、上からも下からもです。
当院よりJR横浜線で10分程の鴨居駅にある「ららぽーと横浜クリニック」という病院で同じ日に両方の検査を受けられると聞き、早速予約、2週間前の水曜日(3/29)に事前の問診やレントゲン、血液検査を済ませ、内視鏡検査の注意事項の説明を受け前日と当日に飲む下剤をいただいて帰宅しました。
そして、検査前日の12日(火)21時に前日分の下剤を飲み就寝、何回か便意を催し、そのたびにトイレへ直行。
翌日は1.8リットルの下剤(マグコロール)を9時より2時間かけてゆっくりと飲み、徐々に便が透明になっていきます。 14時30分までに受付を済ませなければならないので、14時10分頃に病院に到着、すぐに受付をすますと看護師さんより最終の便の確認がおこなわれて着替えに向かいます。
お尻側にスリットの入った紙パンツを履いて、口頭でのさまざまな確認があってから、水分補給の点滴をしてもらいストレッチャーに左側を下にして横になります。 今回の胃内視鏡は経鼻カメラで鼻から直径5mm程のカメラを入れるため右の鼻の穴に麻酔薬を2種類流し込みます、これが、苦く喉が少しチクチクします。
しばらくすると、2人の看護師さんにストレッチャーを引かれて検査室へ右手の人差し指に脈拍を測るセンサーを取りつけて担当医師を待ちます、程なくして担当医師が「それでは、よろしくお願いします。」とあいさつと共にあらわれて点滴に鎮静剤を注入、ここからは記憶がとぎれとぎれですが説明を受けながら目の前にある50インチのモニターに映る自分の胃の中を見ながら不思議な気分、2か所組織を取って経鼻胃内視鏡検査は終了。
続けて大腸内視鏡検査へそのままの体勢で医師が「では、大腸の検査にはいります。」と言いながら肛門にジェル(潤滑剤)を塗られたかと思うと、あっという間に大腸カメラ挿入、少しヘンな感じでしたが恐れていた痛みは全くなく、またもや大型モニターに移る自分の腸内を観察、大腸は3か所も組織を取りましたが、無事大腸内視鏡検査も終了しました。
どちらの検査でも組織を取る鉗子がモニターに映ると脈拍が急上昇して脈拍の電子音がピピピと早く検査室内に響くのが恥ずかしかったです。 ストレッチャーにのったまま、リカバリースペースに運ばれ検査前に予約していた『ニンニク注射』を点滴されながら鎮静剤の効果が覚めるのを待ちます。 その②ヘ続く。 -
突発性難聴・低音性難聴・耳鳴り
ある日、突然耳が聞こえなくなる病気 『突発性難聴』・・・怖いですよね。
閉塞感や水が詰まった感じを感じてから、難聴になる人が多いようです。けど、耳ぐらいと思い病院に中々行かずほっとく人もいます。が、大間違いです!!
少しでも受診が遅れると、聴力の回復が見込めなくなります。それは、耳の有毛細胞が死滅して音の電気信号を受信できなくなるからです。それを、防ぐには早急に病院に行くことです。ビタミン剤や内耳リンパの循環を良くする薬、又はステロイドなどが処方されるでしょう。
本当の原因は、解っていません。しかし、突発性難聴の内、三分の一は、服薬で改善する。三分の一は、少し良くなる。三分の一は、変わらないに分類され、変化幅が少ないのが現状です。
そこで、活躍するのが鍼灸施術です!!!!
出来るだけ早く鍼灸施術を始めた方がいいでしょう!!病院に行くより先の方がイイかも知れない。改善する可能性がある三分の二を、確実に良くする為です。ナゼか!? それは、鍼灸で直接耳周りに刺激出来るからです。
薬は、耳に直接触れないから・・・薬がダメではなく刺激と考えると・です。突発性難聴の施術をしている、施術院は沢山あります。インターネットで検索すれば、色々な施術法で紹介されていますね。
どんな施術法でも、良くなればばいいのです。治ればね。現状は、様々な施術院を回ってもう症状固定(聴力が戻らない)になっている人が多いです。
症状固定の状態だと、聴力の回復は無理です・・・が、突発性難聴後の耳鳴りや閉塞感の変化なら可能な人もいます。
その方法は、突発性難聴の原因は、筋肉の緊張による血液循環不全と考え、首耳周りの血流良化と内耳神経に刺激をして神経伝達の活性化させることです。
低音性難聴や耳鳴りにも同じことが言えます。
突発性難聴になったら直ぐに、鍼灸施術を開始することが聴力回復の早道です。
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食べ物と薬の飲み合わせに注意!
グレープフルーツと降圧薬(カルシウム拮抗薬)
グレープフルーツの皮や果肉に含まれる『フラノクマリン類』という成分が腸の中で薬の分解を阻害するため血液中に有効成分が多く入り、薬が効きすぎてしまいます。 少量であってもダメで、フラノクマリン類による影響時間は3日間以上も持続することがあるので毎日服用する降圧薬やその他のカルシウム拮抗薬を飲んでいる方は十分に注意が必要となります。
納豆・青汁とワーファリン
ワーファリンは抗血液凝固剤で心臓や血管の病気で血管内に血液の塊の血栓ができるのを予防する為に処方され、心筋梗塞や脳梗塞、脳卒中にならないための治療薬として使われます。
納豆・青汁に含まれるビタミンKは血液凝固作用がありワーファリンとは逆の作用をもっています。 納豆1パックには約450㎍、青汁1杯には約100㎍のビタミンKが含まれていて成人の一日摂取目安の70㎍を大きく上回ります。 血栓を予防するワーファリンの効果をビタミンKが悪くしてしまうので命にかかわることも考えられますので注意が必要です。 ただ、抗血栓薬の服用で高齢者の硬膜下血腫の発症リスクは3.7倍になるとの研究結果もあるようで、いずれにしても信頼できる医師の説明をしっかりと受けることが重要です。
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三叉神経痛
今回は、三叉神経痛関連です。
上の奥歯を抜いた事により、周りの歯肉が締まり知覚過敏になってしまった患者さんの話です。
側頭部から後頭部にかけての痛みと、コリが抜歯後常に感じていて、痛み止めを毎日服用している状態です。
歯医者さんからの解決方法は、過敏になっている歯を抜くしかないと・・・そこで、鍼灸を試してみようと当院に来院してくれました。今回の原因となっているのは、三叉神経の一つ上顎神経です。
上顎神経沿いに痛みを発しているので、側頭筋、後頭筋群、斜角筋、などにしっかりと鍼を刺し、耳の下にある三叉神経の分岐部と星状神経節にスーパーライザーを照射。
一週間後の来院時は、もう薬は必要なく、食後30分程痛む程度にまで変化していました。
三叉神経の傍らに刺すよりも、スーパーライザーの方か数倍効果があります。
このまま良くなってくれると嬉しい!!耳鳴りパルス療法
一つの症例として、2016年9月に両耳に耳鳴りを発症して、聴力の低下と耳鳴りが気になり不眠気味に。 ビタミン、ツムラ、睡眠導入剤を服用中。
耳鳴りには波があり、三日酷く鳴り、三日静かで、また鳴り始めるの繰り返し。今年の2月初旬から、1、2回目は両耳に2点づつパルスを流していました。
ここまでは、良くなった様な気がする・・・程度でした。
3回目は思い切って片方の耳に絞り、4点パルスを当てた所、確実に自覚できる耳鳴りの変化がでたとのこと。それにより睡眠が少し変化して嬉しいと!!4回目は良くなった反対の耳が気になると!!今回の施術の元となったのは、医師でありながら、鍼を用いて麻痺の患者さんを施術している先生の療法です。
試行錯誤していますが、確実に良い療法になりつつあります。耳鳴り、三叉神経痛で困っている方は、お電話ください。
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薬用石鹸は安全!?
風邪やインフルエンザなどの感染症が流行する季節、外出先から帰宅したらまず、「うがい・手洗い」が欠かせません。
手洗い時に使用する「石鹸」または「ハンドソープ」は界面活性剤といい水や油となじみやすい成分をもち、油分や汚れを水に溶けやすくする作用があります。 また、『薬用石鹸』には殺菌剤が含まれ一部の細菌やウイルスの外側の膜を破壊する消毒作用をもつものもあり感染症予防効果が見込まれるため、普通の石鹸より値段が高くても小児や高齢者のいる家庭で購入されることが多いようです。
しかし2016年9月、アメリカ食品医薬品局(FDA)が「トリクロサン」や「トリクロカルバン」など19種類の殺菌作用を有する成分を1つ以上含むすべての『薬用(抗菌)石鹸』の販売を禁止することを発表しました。 これらの成分を含む『薬用石鹸』がふつうの石鹸と比べて優れた殺菌作用があると言えないばかりか、一部のデータからは長期に使用した場合、免疫系にリスクがあり皮膚ガンや甲状腺への影響も示唆されているようです。
これを受けて厚生労働省は、その成分(トリクロサンやトリクロカルバン)が含まれている『薬用石鹸』について1年以内に代替品に切り替えるよう製造元へ求めました。
殺菌剤は『薬用石鹸』の他に、うがい薬や手指消毒剤などにも含まれているようで。
はたして、「うがい・手洗い」は安全なのでしょうか?
ちなみに鍼灸治療前の手洗いに使用している『〇ューズ(固形)』には先の殺菌成分の「トリクロカルバン」が含まれていました…。
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妊活で鍼灸を受けるタイミング。
長い長い、卵の旅。
卵は、胎児の時(第一次減数分裂前期で停止している)に造られ排卵まで、冬眠状態で過ごします。初潮迎えて2年ぐらいから排卵が起こり、10代で排卵される卵もあれば、40代で排卵される卵も胎児の時に造られた卵です。
卵をミカンに例えると、ミカンは時間が経てば皮がブニョブニョになり鮮度がなくなって行きます。卵も同じで、何十年と排卵を待っている卵も質が悪くなります。結果、染色体異常の引き金になりかねません。
では、どうすれば質を保つことができるのでしょうか?
それは、血液です!! 卵巣は、毛細血管の集まり!血流を良くして、栄養物質を届けてあがることが大切です!!血液は、酸素補給、糖、脂質、蛋白質、老廃物の回収をおこなってくれる大切な役割があります。 常に新鮮な血液をしっかりと隅々まで、送ることで卵の質を保ちます。
卵が授精をするには、減数分裂をして卵の染色体の数を減らさないといけません。
人の染色体は、48本 父23母23 性染色体2となります。
卵は、2回減数分裂をします。1回目は、胎児期に行われ、1回の半分0.5分裂して冬眠状態に入ります。残りの0.5回は黄体形成ホルモンの濃度が高まった時、即ちLHサージを受け、残りの0.5回が分裂を始め排卵前に1回目を終えます。2回目は、排卵後に分裂をして23本の染色体になり精子を迎えます。
この2度にわたる細胞分裂は、多大なエネルギーを使いミトコンドリアを消費していきます。因みに、精子1つに約20個のミトコンドリアあり卵管に到達するころには、ミトコンドリア数は数個になるようです。方や、卵の方は、10万個あり授精と共に100万個に増えます。膨大なエネルギーを必要とします!!
この時期に、血流不足だと細胞分裂が正常に行われず、染色体異常を引き起こし良い結果が望めません。鍼灸施術を受けるのであれば、60~90日前の原子卵胞を育てる週一回に、良質な卵維持ができてからタイミングをみて、生理から2~3日目と、排卵前、排卵後が大切です。
しっかりと育卵をすれば、杯盤胞到達率が変わり着床率、出産率も変化します。 -
アボカド
森のバターと呼ばれるほど栄養価の高いアボカド。
実は「世界一栄養価の高い果物」としてギネスブックに認定されているんです。
そんなアボカドの脂肪分は不飽和脂肪酸といい善玉の脂質でオレイン酸はその一つで血液中のLDL(悪玉)コレステロール値を下げ脂質異常症や動脈硬化症の予防に効果的です。オリーブオイルの主成分であるオレイン酸は狭心症や心筋梗塞などの予防に効果があるようで、オリーブオイルを日常的に摂取する機会の多い地中海沿岸地方では冠状動脈性の心疾患の発生率が他の地方と比べると少ないそうです。
また、たくさんのビタミン・ミネラルを含むアボカド
とくにビタミンEは強い抗酸化作用があり生活習慣病の予防・改善。 また、血流改善作用により肩こり・冷え性をも改善します。 美容ビタミンとも呼ばれるビタミンB群も多く含まれていて皮膚の再生を促す効果が期待できます。
ミネラル成分で代表的なカリウムには血圧を下げる効果があり、高血圧症にはうってつけです。 体内のナトリウムを尿中に排泄してくれる栄養素のひとつです。 また、妊娠を希望している方や、現在妊娠初期の女性には葉酸が非常に重要です、胎児の正常な発育に役立つのは有名ですが、最近の研究発表では生まれてきた赤ちゃんの心疾患を予防する効果があるそうです。
こんなにも素晴らしい食材アボカドですが、やはり気になるのはカロリー、通常の大きさのアボカド一個、約100gで190キロカロリーもありますので一日に半分から一個までとした方が良いでしょう。 また、アボカドにアレルギーがある方も少なくないようなので気を付けて食べるようにしてください。 口にして異変を感じたら医療機関にご相談ください。
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自然免疫系
寒くなりましたね・・・風邪ひいちゃいますよ。
そう、風邪ひきました。喉の痛み、鼻の痛み、黄色と血が混ざった鼻水と散々でした(。´・ω・)。と言うことで、今回は免疫のお話をします。身体は、細菌やウイルス(病原体)が体内に侵入すると、自然免疫系が働いてくれます。インフルエンザの予防接種をして得る免疫は獲得免疫で、自然免疫系ではないです。
始まりは、病原体が体内に侵入すると、肝臓で造られて血液・リンパなどに存在する可溶性タンパク質(補体)が進入者(病原体)を覆う(マーキングの様な感じです)。
この補体がマクロファージ(食細胞)を誘導し、補体の一部(大まかな)と結合して病原体を、マクロファージ内に取り込み、食細胞と言われているマクロファージが食べちゃいます。
このマクロファージが、働くことにより炎症性サイトカイン(伝達物質)を分泌し、感染組織の腫脹・発赤・痛み・熱感を生じさせます。炎症の四徴候と呼ばれる症状です。
サイトカインの中のケモカインと言う物質の働きにより、食細胞の一つの好中球を呼び寄せます。普段は血管の中にいますが、血管の透過性を利用して血管外にでてケモカインに誘導され感染組織に駆けつけます。駆けつけた、好中球は病原体を攻撃して死んでいきます。その死骸が膿です・・・頑張ってくれたのですね!!因みに、口腔や気管部には30憶個の好中球がワラワラしています。口の中は病原体の宝庫です。家に帰ったら【うがい・手洗い】をしっかりしましょう!!
最後に登場するのがNK細胞です。NK細胞もケモカインに呼び寄せられ病原体を攻撃しますが、その攻撃の仕方がスマートで、アポトーシスという状態を起こします。細胞自滅スイッチを押すだけのスマート攻撃で、自滅したらマクロファージが処理しておしまい。
以上が自然免疫系ですが、まだまだ細かな働きをしている物質がありますが、割愛します。
しかし、凄いですね。人間の身体は。 -
トマト
トマト
学名 Lycopersicon esculentum
(リコペルシコン エクスレンタム)
Lycosは「狼」 persiconは「桃」
esculentumは「食べられる」よって「食べられる狼の桃」ということになります。
なかなか生命力を感じるネーミングです。トマトはペルーで発祥しメキシコに伝わり栽培されるようになり、世界各地に広まっていったという説が有力で、当初は観賞用として栽培されていて食用としての栽培は18世紀ごろ日本では明治時代以降に食用とされました。
低カロリーなのにさまざまな栄養成分が豊富なトマト、中でもリコピンの抗酸化作用が注目されています。 赤い天然色素のアルカノイドであるリコピンはβ-カロテンの2倍、ビタミンEの100倍の抗酸化作用があり、ガンや生活習慣病の予防に効果的です。
リコピンは生食より加工品や油などで調理したほうが2~3倍も吸収しやすくなります。
また、リコピンにはシミの原因となるメラニンを減少させる作用のほか、美肌の代名詞コラーゲンの産生促進作用もあるそうです。 -
身体の不調とエアコン
冷え症は寒い時期の症状ですが、夏場ではエアコンを低めの温度に設定したり冷たい食べ物・飲物などにより、体温の低下や血行不良を起こす人が多く見られます。 9月に入り、体には夏の疲れが溜まっているうえ、昼夜の気温変化も激しく なります。 季節の変わり目には、しっかりと体調管理をしないと『冷え』による体調不良につながります。
冷えと自律神経の乱れに注意!!
☆ 身体がだるい、やる気が起こらない
☆ なかなか寝付けない、眠りが浅い
☆ 手足・お腹・腰回りが冷たい
☆ 消化不良を起こしている
☆ 食欲がないエアコンを長期時間利用していると、自律神経の交感神経が働き、血管が収縮して体温を保持しようとします。 このため血流は悪化して、冷え症をおこすのです。 また、一日のうち冷房の効いた場所、暑い室外などの行き来が多い人も、自律神経が対応できなくなり体調不良を招きます。
生活習慣の見直し
☆ 首・手・足を冷やさないように、その部分にしっかりと保温しましょう
☆ いつまでも薄手の寝具・パジャマは使わないように注意しましょう
☆ エアコンの使用は暑い日だけにして、温度設定も高めにしましょう(外との温度差は5度以内に)
☆ ウオーキングやストレッチなど軽い運動も
☆ 38~40度くらいのぬるめの湯でゆっくりと半身浴をして、身体の芯を温めましょう
☆ 十分な睡眠をとりましょう -
いろいろな鍼
蜂鍼療法(アピセラピー)
ミツバチの尾部から針を抜き患部へ刺す療法で、羽化してから20日以降の働きバチを使用する。 ミツバチの針は体から取れにくい構造になっているため針を抜くと腸まで抜けてしまい生きてはいられなくなってしまう。
西洋ミツバチが最適で日本ミツバチでは効果が少ないとされている。
海外では「アピセラピー」と呼ばれ、アピ(蜂)セラピー(療法)のラテン語の意味である。歴史は古く、古代エジプトでは紀元前2000年頃より行われていたとされる説もあり、紀元前にギリシャで活躍したとされる『医聖』こと「ヒポクラテス」の残した文献にも記載されている程である。 中世ヨーロッパでは『リウマチ』に効果があるとして行われていた。
最近では、『多発性硬化症(MS)』の治療にアメリカ・カナダで使用されている。
日本では1920年頃より研究が行われていて世界では10か国以上で認められ、
中国の中医学には「蜂鍼科」が設置されている医療施設もあるほど盛んに行われている。ドイツ国立ガン研究所の見解で、職業別ガン発生率を調査したところ養蜂家のガン発生率が著しく少ないことが解り、その理由としてハチミツやローヤルゼリーの摂取量ではなく、養蜂家は職業上、頻繁にミツバチに刺されていることからであると結論をだしている。
このように難治性の疾患に効果があるという報告が多数あるが、蜂毒の成分にアレルギー反応を起こす方や、中には蜂毒によるアナフィラキシーショックによって命にかかわる事故もおきているので素人が簡単に手を出してはならない。
ミツバチ一匹は0.1mgほどの蜂毒を持っていて、その成分の中にはペニシリンよりも強力な抗菌効果があるものもあり、作用は、蜂鍼が患部の皮膚に刺さると蜂毒が皮下に浸透して血行を良くして炎症を抑え痛みを和らげて細菌やウイルスを殺し、神経系・免疫系を賦活させる。 免疫力を上げる効果も期待され各方面での研究が行われている最中である。
日本以外の国では中国・韓国・台湾・フィリピン・マレーシア・インドネシア・エジプト・ロシア・イギリス・ポーランド・ドイツ・ブルガリア・アメリカなど様々な国で研究が進められている。
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不育症
不育症にも色々あります・・・ 抗リン脂質抗体は除いては、抗体が過剰反応して受精卵を攻撃してしまうことが原因ではないでしょうか(本当は、色々血液凝固問題はあります)。
抗体、IgG、IgM、IgD、IgEとかでしょうか。
この抗体達が受精卵に過剰反応して、着床前に血栓が形成されてしまうと、血液循環が悪くなり不育症の原因となってしまうことがあります。
その為、血栓防止の薬を移植前から飲んだりして予防をします。
薬以外で出来ることは、ないんでしょうか!?
あります!!
それは、抑制性T細胞(免疫の働きの調和をとるT細胞)を活性化してあげることです。
女性ホルモン(エストロゲンにビタミンDが働きかける)、ビタミンDを摂取することで活性化すると言われています。
エストロゲンは、納豆・豆腐・おから・味噌・厚揚げなど大豆由来の食材に含まれています。ビタミンDはサプリメントで摂るのが楽だと思います。
精子や受精卵に過剰に反応している抗体に、抑制性T細胞が『悪いヤツでないで~』とでも言うのでしょうか?
そんな、働きをしてくれます。 後は、夫婦生活がトテモ大事です。心が幸せになれば、女性ホルモンの出を良くしてくれます。身体的にも大切がことが!!男性の精子を分けると精漿なる物に分けられます。この精漿には、上記の様なアレルギー反応を抑えてくれる働きが、ある可能性がとても高いと言われています!!!
色々、問題はありますが、不育症専門医の受診を受けて診るのもいいかもしれません。 -
プロポリス propolis
プロポリスとは樹脂や樹液、花粉などとミツバチの分泌物を混合させてつくられたもので、植物成分でできています。
外で働いてきたミツバチが蜂の巣の中にウイルスや有害物質などを持ち込まないように巣の入り口や通り道などに使われている物質で、巣の補修時にも使われます。
抗菌力が非常に強く巣の内部を無菌状態に保っています。
プロポリスの語源はラテン語のpro(=防御、前) ギリシャ語のpolis(=都市)
からだそうです。
プロポリスの成分は様々なものが含まれています。 その中の『フラボノイド』には強い抗酸化作用があり生活習慣病の予防に良いといわれています。 また、抗ストレス作用もあり神経をリラックスさせてくれます。皮膚疾患では、やけど・水虫・アトピー性皮膚炎、内科疾患では、胃炎・胃潰瘍・気管支炎・動脈硬化・貧血・口腔疾患など様々な症状に効果が期待され、いくつかの科学的実験により変化が証明されているものもあります。 古くはミイラを作る際の防腐剤に使われていた記録もあります。
中でもブラジル産のプロポリスが質が良く有名で一時はアマゾン川流域の肥沃な土地で活動するミツバチの成果だといわれていましたが、それは誤りで種の交雑により大型で活動的なキラービー(アフリカナイズドビー)のおかげで、より質の良いプロポリスが作られているからだそうです。
日本では健康食品として扱われているプロポリスですが、ルーマニア・デンマーク・ドイツ・ロシアなどの国々では医薬品として扱われており医療の現場で様々の治療に役立てられています。
それほど万能なプロポリスも天然由来のものなので中にはアレルギー反応を引き起こす可能性もあるので使用には注意が必要です。
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アスパラガス
アスパラガスの原産地は地中海東部と言われ、日本では長野県・秋田県・北海道が国内での主な産地です。 アスパラガスの語源はギリシャ語で、『たくさん分かれる・激しく裂ける』新芽という意味で、疲労、だるさをとるといわれています。 さらに、アスパラガスは一度植えたら「10年」近く収穫出来るんです!凄いぜアスパラガス!! アスパラガスといえばグリーンアスパラガスですが、ホワイトアスパラガスもあります。 ほろ苦い独特の風味があり、ほとんど缶詰め用として使われているようです。 ホワイトアスパラガスは発芽前に盛り土をして陽に当てないように栽培するとホワイトアスパラになります。 グリーンアスパラガスは、日に当てるとグリーンになり品種に違いはありません。
アスパラガスには、アミノ酸の一種で「アスパラギン酸」が多量に含まれています。 「アスパラギン酸」は、新陳代謝を促して、たんぱく質の合成を高める働きをするため、疲労回復、滋養・強壮に効果があるそうです。 そういえば、スタミナ強化をうたったドリンク剤にも用いられていますよね!この他にも、ビタミンA・B・C・Eや、ルチン、葉酸などのビタミン類が豊富で、ミネラル、カルシウム、リン、鉄、亜鉛なども含まれています。 ルチンはコレステロールを抑制する働きがあります。
とにかく栄養たっぷりのお野菜なのです 「滋養強壮、疲労回復」疲れた時にはアスパラガス!! さらに、利尿作用があるので浮腫みが酷い時には、浮腫みの解消に効果を発揮してくれるでしょう!!
イワシも
日本で「イワシ」といえば、ニシン科のマイイワシ・ウルメイワシ、カタクチイワシ科のカタクチイワシ計3種がイワシと言われています。 陸に揚げるとすぐに弱って腐りやすい魚であることから「よわし」から変化したとの説のほか、「賎し」や貴族の食べ物ではない卑しい魚という意味で「いやし」に由来するとの説など説あるようです。
DHA・EPAは血液の粘度を下げ、血流の流れを良くし(血液中の脂肪質濃度を下げる働き)、網膜や脳の働きを活性化します。特にDHAは情報伝達機能を受け持つシナプス膜を作る材料になっており、シナプスの働きが活性化し脳の記憶力・観察力のアップにも繋がります。
DHA・EPAが予防してくれる病気
メタボリックシンドローム・動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞・糖尿病・アレルギー性鼻炎・認知症・うつ病・視力の低下(加齢黄斑変性の引き金となる高脂血症・動脈硬化)・老眼・緑内障・加齢臭の予防になります。
健康維持目的では、1日約500㎎・生活習慣の予防なら1000㎎が摂取量の目安になります。 手軽に摂取できる加工食品としてはお魚の缶詰が最高です。 中でも、「さば水煮」「さば味噌煮」「さんま蒲焼」「いわし味付」などは、原料そのものにDHAが多く含まれています。 缶汁の中にもDHAがたくさん含まれているので、調理方法を工夫して、捨てずに利用するようにしたいものです。 -
便秘
便秘のことを難しく言うと
「排便頻度や量が低下したために、大腸内に便が貯留し腹部不快感を伴う状態」
などというそうです。国際的な定義とされるものは機能性消化器疾患の国際部会のRomeⅢ基準といわれるものです。
排便回数が週3回未満
硬便が排便時の25%以上(4回に1回以上は硬い便)
用指的排便(指や綿棒などを用いて強制的に排便させる行為)が25%以上
努責(排便時に強くいきむこと)、残便感、閉塞感がみられる頻度が25%以上
しかし、実際に便秘を客観的に定義することは困難で個々の環境や体質などが大きく影響する疾患です。 男女差では1対2で女性に多いとされ、女性ホルモンの影響で蠕動運動が抑えられてしまうため、月経前などは便秘になりやすいようです。通常、身体は空腹時に胃に食べ物が入ると刺激により腸の各所で水分の吸収や蠕動運動と呼ばれる内容物を送り出す動きが起こり、その結果、腸内の便が直腸まで押し出されてきて排便反射が起こり排便となります。 機能性便秘と言われるものは、この一連の流れに障害が起きて便通に異常を起こします。
代表的なものは3つに分類されています。
弛緩性便秘
蠕動運動が弱くなり便を先に送りだせなくなってしまうけいれん性便秘
腸の一部分がけいれんを起こしてしまい過度に水分吸収がおきて便が硬くなる
精神面が影響しやすい。ストレス性で不眠やうつなどを伴うことが多い直腸性便秘
便が直腸まで送られてきても排便反射がおきない
決まった時間にトイレに行けない、行きたくても我慢しなければならない状況下にいる、下剤や浣腸などの濫用など。予防・解消には生活習慣の改善が必要です、適度な運動をして、生活のリズムを構成し毎日決まった時間にトイレに行く習慣をつけるなどが有効です。 もちろん、食生活も重要な役割を持っていますが多種多様な方法があり過ぎるので、ここでは省略します。
自分でできるツボ押し
神門(しんもん)
手首のしわの小指側のくぼみ。 反対の手の親指で刺激しますゆっくりと深呼吸をしながら行います。 特に左手首の神門が良いと言われています。結(ふっけつ)
おへその両脇に指幅4本外側へ、そこから親指の幅下へ下がったところ。 特に左側で硬くなっているところを揉みほぐすように押します。 即効性があるのでトイレに行ける環境のもと行なってください。支溝(しこう)
手の甲側。手首のしわより指幅4本肘のほうへ上がった中央。 ゆっくりと垂直に押してください。生活習慣を見直したり、ツボ押しをしっかりと行なっても全く変化のない場合は病院に相談してみてください。最近では『便秘外来』を設置している病院もあります。 また、市販薬を使い続けると、どんどんと飲む量が増えていき薬が効きづらくなることもあります。
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骨の話
成人の身体には約206本の骨があります。 産まれた時は約300本あり成長するにしたがって、つながったりして206本になります。 成分はリン酸カルシウム・コラーゲン・水分などです。
支持作用 骨格によって身体の各器官の重量を支えて姿勢を支持する支柱となる。
保護作用 いくつかの骨が組み合わさったり、つながったりして衝撃に弱い内臓や脳を守っています。 肺を守る肋骨や脳を包む頭蓋骨など。
運動作用 骨の連結部(関節)を支点として、付着している筋肉の収縮・弛緩による運動を行う。
造血作用 骨の中心部にある赤色骨髄により赤血球・白血球・血小板などの血液成分を新生する。 全ての骨で造られている訳ではない。
貯蔵作用 カルシウム・リン・ナトリウム・カリウムなどを骨の中に貯え、血液中に不足してくるとホルモンなどの作用により放出する。
一番大きな骨は『大腿骨』で太ももにあり、成人で約40cmもあります。一番小さな骨は『アブミ骨』で耳の中にある耳小骨のひとつで、約3mmしかありません。
重さはわずか0.002~0.004gしかありません。 鼓膜で受けた音を内耳に伝える役割をしています。 『アブミ』という名称は馬に乗るときに足をのせる馬具に形が似ていることからつけられたそうです身長の成長が止まっても骨(骨細胞)は常に代謝を行っていて、様々な説がありますが5~10年で全て入れ替わると言われています。 骨の代謝は老化した骨を「破骨細胞」が酸や酵素を使って溶かして壊し、「骨芽細胞」がコラーゲンなどのタンパク質で土台を造りカルシウムやリンを埋め込んで新しい骨を完成させます。
身体の骨以外の器官や臓器の細胞も代謝を行い少しずつ入れ替わっているのです。
身体全体では7~10年で入れ替わるようです。 細胞の代謝を細胞周期と呼びます。腸上皮 2日
胃 5日
髪の毛・肌 30日
肝臓・筋肉 60日
(すべておおよその期間です)少し話がそれますが、ガン治療の「化学療法」をご存知でしょうか、ガン細胞は細胞周期が非常に短く短期間でどんどん増殖し身体を蝕んでいきます。 そこで「化学療法」では細胞周期の短いものを標的に攻撃するため、消化管粘膜(胃・腸上皮)や毛根細胞(髪の毛)なども標的となってしまい、ひどい吐き気や脱毛などの副作用がおきてしまうのです。
鎖骨について
骨折の被害が一番多い骨が『鎖骨』です。肩の前方にある細い骨です。
この鎖骨はペットとして人気の「ネコ」にはありますが、なんと「イヌ」にはありません。
「ネコ」は獲物を捕まえる時や木に登るときに上手に前足を使います。 人間も手や腕を使って様々な作業をこなします。 そのために『鎖骨』が重要なのです。
では、「イヌ」はなぜ、鎖骨がないのでしょうかイヌ科の動物は獲物を得るために長い時間、長距離を走り回ります。 鎖骨がない方が前足をより遠くに伸ばすことが可能で、すなわち走りやすいのです。 歩いたり走ったりするときの前足の動きには鎖骨がない方が適しているようで他にも「ウシ・ウマ」なども鎖骨はありません。 しかし、また、面白いことにネコ科の中でも凄いスピードで走ることで有名な「チーター」には鎖骨がないそうです。 -
新年明けましておめでとうございます。
皆さん、またまた新しい年になりました。私も(オータ)気づけば40歳・・・
もう、健康に気をつけないといけない歳になりました。さて、皆さんは毎日快便ですか?
YAHOOの記事で、生死の境をさまよった医師が開発する「うんこゲーム」の目的とは?なんてのをみました。うんこゲーム!?? 子供が好きそうなゲームです。子供はうんこが好きですからね、さらにゲームとのコラボとなれば尚更!! と、ドキドキしながら読んだら、凄く暖かい内容でした。
立案者の体験により作られるゲームです。
詳しくは→ http://unkore.jp/うんちは、健康のバロメータです。腸は独自の神経網を持っていて脳からの指令がなくとも自動で動くことができる臓器です。
下痢便や便秘は、正常ではありません。日常のものと捉えて軽視していませんか?
慢性の便秘で、大腸がんのリスクは高まりますし、毎日下痢だと腸の病気を疑う必要があります。
その毎日の排便をチェックしてくれるのが『うんコレ』です。未然に防ぐ【未病を治す】が東洋医学の本分です。 うんコレでうんこをチェックしながら、東洋医学で排便異常を改善するのが、これからのスタンダードだと思います。
私もうんコレやります。 今回は、豆知識ではないですが御勘弁ください。
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腸のはなし
仕組みと働き
胃から続く消化器(管)の総称で「小腸」・「大腸」と大きく2つに分かれている。 細かく分類すると十二指腸・空腸・回腸・盲腸・結腸(上行・横行・下行・S状)・直腸とわけることができ全長は約8メートル程である。
十二指腸は約25センチメートル程で胃で消化された食べ物に膵液や胆汁などの消化液を混ぜて空腸へおくる。 空腸・回腸に明確な境界はなく前2/5を空腸、残りの3/5を回腸と呼んでいる。 回腸では栄養素と水分の吸収が盛んに行われている。 盲腸以下の大腸では水分の吸収と排泄物の貯蔵がされ、また小腸で吸収されなかった残りの栄養素や電解質なども吸収される。 そして、食べ物のカスは大便となり直腸・肛門を通って体外へ排泄される。
腸内細菌叢(腸内フローラ)
健康な人の腸内には様々な種類の腸内細菌がまとまりを作ってせいそくしています。 これが「腸内フローラ」と呼ばれ善玉菌が悪玉菌を抑えるように一定のバランスを維持しています。 人間1人の胃から大腸までの全体で腸内細菌は300種類、100兆個あるといわれ総重量は1キログラムもあるそうです。
代表的な「善玉菌」はビフィズス菌・乳酸桿菌などで、「悪玉菌」にはウェルシュ菌・大腸菌など悪臭のもととなる腐敗物質を産生するものがあり産生された毒素が生活習慣病の原因の一つになるといわれています。
腸内環境を整えるにはヨーグルトなどの乳製品や味噌や漬物などの発酵食品を積極的に摂取し善玉菌自体を増やすことと、オリゴ糖や食物繊維などの善玉菌のエサとなるものを食べるようにすると良いです。 例えば、バナナ・大豆・アーモンドなどが有効です。
しかし、毎日しっかりと取るのが難しいという場合はサプリメントも効果的ですが、同じ種類ばかりでなく様々な種類を効率的に取ることが重要です。 -
山芋
中国では山の薬といわれている山芋。 日本では山のうなぎ、と言われています。 縄文時代以前から食べられていたそうです。 じねんじょ・長いも・いちょういも・つくねいも・とろいもなど様々あります。
スーパーでよく見かけるものは大体『長いも』と『大和いも』です。 よく摩り下ろしてご飯に掛けられるので、『とろろいも』とも呼ばれています。 山芋のは酵素が豊富で、ビタミンB1・ビタミンC・カルシウムなどが豊富に含まれています。 そしてムチンというネバネバ成分が体内に入ることで、タンパク質の吸収を向上されています。 このムチンが、疲労回復に大きな役割をもっているのです。 ただしこの栄養素は、熱に弱いので加熱せず、生のまま擂るり下ろすなどして食べるようにしてください。熱いだし汁を掛けるのも禁物です。 ひと肌程度にぬるくしてから加えるようにしましょう。山芋の効果
痰を除去したり呼吸器を強くする
山芋を蒸し焼きにし、柔らかくなったら砂糖をつけて食べると、痰を取り除く効果があるそうです。 つるりとしているので飲みやすく、消化によいもので胃に優しい食べ物として重宝します。消化促進効果
食べ物を消化するには消化酵素というものが必要になりますが、山芋に含まれるアミラーゼが消化と吸収を助け、ムチンが胃粘膜を保護します。 消化吸収がとっても良い糖質を含んだ食材です。
若返りや更年期障害にも効果的
山芋には女性の美肌や若返りにとても効果があります。 食物繊維が豊富なので腸内をきれいにし、お通じがよくなります。 便秘が解消されるため肌の調子がよくなります。 大腸ガンや高血の予防などの働きもあります。 アンチエイジングを狙う女性は、麦とろご飯にするとさらに効果倍増。 麦飯は白米より栄養価が高くダイエットに向いています。 炭水化物禁止ダイエットの方にも食べて欲しい一品です。 さらに、山芋に含まれるネバネバのムチンは食物繊維なので、糖質の吸収を遅らせます。 食後の血糖値の上昇を抑えるため、インシュリン分泌も少なく抑えることができます。
そのため、食後血糖値をコントロールできない糖尿病患者には、身体に優しい食べ物といわれているのです。 また、サポニンとよばれる成分が血管壁に付着したコレステロールを除去し、コレステロール値を抑える働きもありす。 サポニンには抗酸化作用もあり、解毒成分と共に肝臓の健康を促進します。ジオスゲニン
あまり馴染みがない『ジオスゲニン』ですが、若返りホルモンと言われるDHEA(テストステロン)の代替品として注目を集めています。 ジオスゲニンとDHEAは分子構造がとても近いホルモンです。
年齢と共に低下するDHEAの代わりに長芋に含まれるジオンニゲンがお進めです。 ジオスゲニンは抗酸化作用・脂質代謝行進・アルツハイマー病の症状改善などに効果が期待できます。 -
東洋医学について
東洋医学と聞くと神秘的なイメージやお年寄りが受けるものといった考え、または、西洋医学と対極にあるといった考え方まで、実に様々なイメージを持たれている方が多いようですが、実際にはどうなのでしょうか。
本質には免疫力や自然治癒力といった人間が本来持っている生きる機能を改善したりして病気や怪我になりにくい身体を作ることにあると思います。
その手段の1つとして鍼灸があります。鍼には筋肉の硬結を緩和させる即効性の高い方法や、経穴(ツボ)に対してアプローチして体内の流れを良くする方法など様々な打ち方がありますし、灸には、体を芯から温めて免疫力をUPさせる方法や体質良化によるアレルギー疾患の施術などが研究されています。実際に鍼灸施術を続けると平均体温が上がり風邪をひきにくくなることも良く知られています。
食生活の乱れ(偏った栄養)、生活習慣の乱れによって、体の機能(ホルモンバランス、自律神経)が低下すると、倦怠感、慢性疲労、不眠、冷え、頭痛、めまい、生理不順が発生しやすい体(例えば頭痛)になりやすくなります。
西洋医学では頭痛薬を服用、効果がなければ違う頭痛薬、強い薬になれば胃薬と一緒に服用するなど、飲んでいる時は良くても薬の効果がなくなれば最初と変わらないということになりがちです。胃炎などの副作用も心配されます。
鍼灸(東洋)では原因を追究し、筋肉の硬結・血流・目の疲れ・対人ストレスなど様々な原因を考え、副作用のない方法で症状の変化を図ります。
原因を取り除くことを本質としているので、ゆっくりとした改善の仕方ですが、全体のバランスを良くするので他の症状も同時に改善が見込めます。
西洋医学と東洋医学の良い所だけを利用することで、健康に生活できるのです。 -
玉ねぎ
原産地は中央アジア。 紀元前のエジプト王朝時代には栽培され食用とされていたという。 日本では江戸時代に観賞用として、明治時代には本格的に食用として栽培がはじまった。 現在では北海道が国産の50%以上を生産しているが、安価な輸入品も多く出回っている。 世界的にはアメリカ合衆国に次ぐ世界第2位の生産国である。
タマネギには特有の「辛み」・「甘み」があり様々な料理に利用される。 西洋料理のスープのベースとしても多用されるため「西洋のかつおぶし」と呼ばれている。
独特の臭いの成分は「硫化アリル」などの硫黄化合物で動脈硬化などの原因となるコレステロールの代謝を促進し血栓をできにくくする作用があり、血管の壁を柔軟にします。 この作用によって高血圧や脳血栓・脳梗塞・糖尿病などの予防になります。 また、硫化アリルの効能のひとつに、ビタミンB1の吸収を促進させる効果があるので疲労回復にも最適です。
皮をむいた中身だけでなく普段捨ててしまう皮を煎じて飲むと血管が丈夫になる働きがあり高血圧に効果があります。 また煮出したものを飲まずに染料として布などに使用することもできるそうです。
イヌやネコなどのペットのなかには「タマネギ中毒」を発症する動物もいるので注意が必要です。 人間でも一度に短時間の内に4キロ以上食べると危険だそうです(笑)
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にんじん
身体にいい食べ物と栄養の話です。 今月はにんじん!!
にんじんは、大体六月位に種まきをして十月位が収穫時期になります。 にんじんには、西洋種と東洋種があり、ふつうに出回っているのは西洋種です。 関西地方でよく食べられる赤みの強い金時にんじんが東洋種のにんじんです。 また、お正月用として一部の地域に出回る、ごぼうのような長いにんじんも東洋種です。 最近はミニキャロットという、一口サイズの可愛らしい西洋にんじんが人気を呼んでいます。西洋種の方が栽培が簡単で、栄養面から見てもカロテンの含有量が多いなどの特徴があり、最近では東洋種の影がすっかり薄くなってきました。 金時にんじんの色が濃いので、一見ほかの品種よりカロテンが多く含まれているように見えますが、あの赤さはアントシアンという色素によるもので、カロテン含有量とは関係ありません。
根にも栄養がいっぱい
にんじんにはカロテンと言う名前の由来にもなっているくらい、人参にはたくさんのカロテンが含まれています。 β-カロテンは抗発ガン作用や免疫賦活作用で知られていますが、その他にも体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そして、喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあるといわれています。また、油との相性がよく、揚げ物や油炒め、バターソテーなどのように、共に摂取することでビタミンAの効果が増すそうです。
にんじんの葉にも大変栄養があります。 しかも驚くことに根の栄養価と比べてみると、ビタミンAは2倍以上、たんぱく質は3倍、カルシウムは5倍、脂質、含水炭素、鉄分、どれも葉のほうが豊富に含んでいることが分かりますね。 刻んで醤油で煮たり、炒め物や揚げ物にも向いています。 軟らかい若葉はサッと湯がいておひたしやゴマ和えにするのもおすすめです。 一般のスーパーなどではなかなか葉付きの人参は見かけませんが、有機野菜を取り扱っているお店などで買った際には葉っぱごと使うようにしましょう。
注意してください
にんじんには、ビタミンCを破壊する「アスコルビナーゼ」という酵素が、含まれています。しかし、人参を煮たり揚げたりして加熱調理、あるいはレモンやお酢をかけると、この酵素の働きを抑えることができます。 -
夏バテ
夏の暑さによる体力の消耗や、エアコンの冷風からの冷えなどから起こる体調不良を最近では『夏バテ』と呼んでいますが、本来の『夏バテ』とは秋になってから体調を崩した際の原因が夏の暑さが影響しているという意味であり、本当の『夏バテ』は夏の間には起こらないのです。
夏期の体調不良はエアコンのきいた室内と外との「気温・湿度」の急激な変化によって自律神経のバランスが崩れてしまうことが一因で、予防には温かい麦茶などが有効です。 ミネラルを含みカフェインフリーなので子供からお年寄りまで飲めますし、就寝前の水分補給にも最適です。 麦茶の歴史は古く平安時代より飲まれていたそうです。
さらに、夏場は寝て居ても汗を多くかきます。朝起きたら、先ずは、コップ一杯の水を摂取することをおススメします。汗をかき血液が濃くなっていて、トイレできばると・・・血管が詰まる恐れがあります、特に夏場は起床時の水分補給をしっかりしてください。
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ぎっくり腰
最近、電話の問い合わせで多い『ぎっくり腰』についてお話しします。
魔女の一突きといわれるぎっくり腰ですが、どんな時になりますか?下の物を取ろうとした時?それとも後ろを振り返った時? 些細なことで『ぎっくり』します。重い物を持ってもいないのになんでなんでしょう?? 本筋に行く前に、痛める部位について説明します。1 脊柱起立筋 背中の骨の脇にある∩∩←コンナヤツです、この筋肉を痛めると立っていると痛いです。
2 大腰筋 背骨の前にある筋肉で、よくインナーマッスルともてはやされているヤツです。 この筋肉を痛めると、前傾姿勢になり伸びが出来ません。
3 腰方形筋 骨盤上から腰椎、肋骨に向かって付いている筋肉です。この筋は、身体を左右に傾けると痛みます。
上記の三か所が主に痛めやすい部位です。では、何故『ぎっくり』とくるのか!? それは、筋肉の慢性疲労です。慢性的に疲労している筋肉は、ビーフジャーキーのように伸縮性を失っています=硬くなった筋肉です。硬くなった筋肉は、血流も悪いです。
血液が十分に行き渡らないと、筋肉の収縮に必要なエネルギーが枯渇して収縮したまま伸びなくなります。これが、よく聞く『ふくらはぎがつる』状態です=『ぎっくり』状態ともいえます。正確には、筋肉が収縮したが、伸びるエネルギー不足と神経伝達エラーによって痙攣が起こり『ぎっくり』状態になるのです。ですので、厳密にいえば重量は関係ありません、筋収縮があればなるのです。ぎっくりになれば、炎症が起こり患部が熱をもちます。整体だけの考えでしたらまず、アイシングが必須です。炎症を抑えて痛みの広がりを食い止めます、筋肉をほぐし骨盤調整をするが一般的です。方や鍼は、熱をもっていても原因筋に鍼を刺します。刺された場所は、一時的に筋肉が傷がつき、傷を修復しようと血流が盛んになります。
結果、周囲筋肉緊張がとけ『ぎっくり』状態が解除されます。熱も鍼の作用で治まります、がしかし、このまま『ぎっくり腰』が治ったからと放置すると、またぎっくり腰になります。一度した人は二度する、三度もする方もいますしね。 お忘れでしょうか? 原因を?慢性的疲労を!!コレを良くしないと意味ありません。血流をよくして筋肉の伸縮性を取り戻さないと、またぎっくりになります。
いつも決まった時期に、ぎっくり腰をする方はケアをしてもいいかもしれませんね。
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食中毒
6月~9月は、食中毒が流行します。 なぜ夏場に食中毒が増えるのかというと,その理由の一つが「高温多湿な環境」食中毒を引き起こす細菌の多くは、 室温(約20度)で活発に増殖し始め、人間の体温ぐらいの温度で増殖のスピードが最も速くなります。 また細菌の多くはジメっとした湿気を好むため、湿度も高くなる梅雨頃から食中毒が増え始めます。そしてもう一つの理由は夏バテなどによる私達の体の「抵抗力の低下」です。また細菌が少量であれば、食べても胃液により殺菌され、食中毒は発病しません。しかし、大量摂取した水で胃酸が薄まっていたり、胃薬によって胃酸の分泌が抑え られていると、十分に殺菌されず、食中毒になりやすくなることもあります。食中毒の原因は? 食中毒の原因となる物質は、化学物質から自然毒まで多種多様ですが、主な原因は「細菌」と「ウイルス」です。
この時期注意が必要な食中毒は、カンピロバクター・黄色ブドウ球菌・腸管性出血性腸炎・サルモネラ菌・腸炎ビブリオです!!
カンピロバクター 汚染された鳥肉・生乳が原因で、発熱・腹痛・水様性粘血便が主な症状です。 近年では、カンピロバクターとギラン・バレ-症候群との関係が問題になっています。
黄色ブドウ球菌 人の皮膚にいる常在菌で傷口から原因食品に感染することが多いです。 30分~3時間後の嘔吐・下痢・腹痛が主症状です。腸管性出血性腸炎 (O-157) 汚染井戸水・肉類が原因で、激しい腹痛を伴う頻回の水様性下痢・血便が主症状です。
サルモネラ菌 汚染生卵・肉類が原因で、激しい腹痛を伴う頻回の水様性下痢・発熱・嘔吐が主症状です。
腸炎ビブリオ 汚染生食・海鮮魚介類で、上腹部の不快感・発熱・下痢・嘔吐が主症状です。
食中毒から身を守るには!?
生鮮食品は新鮮な物を購入して、冷凍・冷蔵が必要な食品はすぐに家に帰り冷蔵庫に入れます。 冷蔵庫は10°c以下、冷凍庫は-15°c以下がいいでしょう。 肉・魚・卵など取り扱う前後は必ず手を洗います。加熱をしっかり(中心部の温度が75°cで1分間以上) !! 生肉・魚を切った包丁は、その都度洗いましょう。まな板・包丁・ふきんは清潔に!解凍したら再冷凍をせず使います。温かく食べる料理は常に温かく(65°C以上)保つ、調理前の食品や調理後の食品は、長く放置してはいけません(例えば、O-157は室温でも15~20分で2倍に増えます)。残った食品を温め直す時も75°c以上加熱しましょう。 食中毒予防の三原則は、食中毒菌を『付けない・増やさない・殺菌』です!!皆様も食には気をつけましょう。 -
胃十二指腸潰瘍
最近、仕事が忙しく責任ある立場に立った、産後の育児が大変で寝る時間もない、学校の受験が辛い時、みぞうちや背中がキリキリ痛くなることありませんか?その 症状胃・十二指腸潰瘍の疑いがあります!? 胃には胃酸があり食物を溶かします、その酸度はph1~1.5あり強酸です!!強酸から胃壁を護っているのが、防御因子 (粘液・血流・重炭酸イオン・プロスタグランジンなど)です。
胃酸と防御因子のバランスが崩れると胃・十二指腸潰瘍になるようです。 食後に痛むのは、胃潰瘍 空腹時に痛むのは、十二指腸潰瘍です。
最近では、ピロリ菌も胃・十二指腸潰瘍の原因と考えられています。さらに、このピロリ菌は胃癌の原因とも言われ除菌を推進されています。胃・十二指腸潰瘍の症状は、貧血・悪心・腹部膨満感・吐血・血便などです。 ただ、ストレスだけが胃潰瘍の原因とも言えないようで、阪神・淡路震災の直後は胃潰瘍の患者さんが増えたようですが、ピロリ菌に感染していない人はほとんど胃潰瘍にならなかったようです。ピロリ菌とよくない組合せは、『高血糖』『塩分過多』『喫煙』です。
上記の三3点は、ピロリ菌と合わさると胃癌のリスクが高まります。 では、食生活においてどの様なことに気をつければいいのでしょうか? もちろん、糖分・塩分・タバコなど適量にすることが大切です。 野菜・果実を上手に摂ることにより、胃・十二指腸潰瘍がより改善されます。 例えば、 里芋は胃潰瘍の改善だけではなく、糖尿病の改善にも効果があります。 キャベツは胃粘膜再生する働きがあり、抗酸化作用のあるビタミンCを豊富に含んでいます。 大根は、揚げ物や魚などの消化を助けてくれる酵素が含まれています。
バナナは、消化吸収が良くカリウムや食物繊維が豊富で体内の有害物質を排出してくれます。 また、よく噛んで食べることで消化吸収を助けるだけではなく内臓への負担も軽減され、健康維持のも効果があるので、意識して噛むようにしましょう。 また、胃が消化するのに時間がかかる食べ合わせは控えるといいでしょう! 例えば、肉など脂っこい食べ物+甘いデザート、肉・魚類など高タンパク+麺・炭水化物などの組合せは胃に負担がかかります。
以上の点を注意して生活を送ってみてください。
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骨粗鬆症
年齢と共に脆くなるものとは? それは、骨密度です。特に女性の方は、閉経と共に起こる病気です。 しかし、最近では30代~40代の若い方でも起こっています。 男性も70代になると骨密度低下が激しく、女性よりも重症化しやすいと言われています。
特に、やせていて骨粗鬆症になるタイプは、体重による骨への負荷が少なるために起こり。 また、脂肪が少ないと、骨を強くする作用のある女性ホルモンが少なくなる傾向があると考えられています。
一般に女性に多い骨粗鬆症ですが、骨密度が低くなりやすい体質かどうか知る目安となるのが、母親や祖母の骨密度です。 母親が骨粗鬆症の場合、リスクが高くなりやすい。 骨密度は、20歳前後をピークに徐々に減っていきます。 早めの骨密度検査で自分が将来骨粗鬆症になりやすいかどうかを知っておくことで、生活習慣の見直しなどにより骨密度の減少を最小限にとどめることも可能になるのです。
骨を強くするには、どうすればいいのでしょう?
日光浴
1日15~30分、日光浴をすることで、カルシウムの吸収を促すビタミンDが合成されます。日光を浴びるのは手のひら程度の面積でもOKです。
運動
ジャンプなど、骨に負荷をかける運動が骨密度アップに効果あり。例えば、大きなジャンプを1回程度、週に2~3回。体力に自信のない方は、階段の上り下り4階分でも効果があります。
食事
一日あたり、700㎎のカルシウム摂取が理想とされています。 700㎎の目安は牛乳3杯・豆腐2丁いわし10尾 ☆カルシウムの吸収を助ける、ビタミンD・K、も一緒にとることが大切です。
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月経前緊張症
女性の方で、むくみ・腹部の膨満感・食欲不振・めまい・倦怠感・情緒不安・睡眠障害 さらに、月経前に乳房の緊満感を感じていたら、月経前症候群の可能性があります。
現在では、まだ原因まで分かっていないのが現状です。 ただ、可能性として考えら れるのが、女性ホルモンが作用する際、標的器官(ホルモンの影響を受ける器官)の 感受性の問題で、少量でも大変強く感じてしまうことにより起こる。 神経伝達質であるセロトニンの異常分泌などが原因として考えられています。では、辛いこの症状をどうすればいいのでしょうか?薬物療法と非薬物療法があります
■ホルモン剤・向精神薬・セロトニン取り込み阻害剤・漢方薬などが薬剤療法として選択されます。
■非薬剤療法としては、症状をよく理解し運動・食事・リラクゼーションなどにより 生活習慣の改善をる。
■近年、特に鍼灸による治療法が効果を期待されています病気に気が付いたら 本疾患に当てはまる様な症状が月経前に繰り返し現れるようなら、婦人科を受診するのがいいでしょう。 できれば、月経の時期と症状の現れた時期をおおまかにメモして受診すれば、診断に役立ちます。 受診の結果、子宮・卵巣に問題ないようであれば、改めて鍼灸施術を試してもいいかもしれませんね。
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脂肪
脂肪と聞くと、お腹周りに付くジャマヤツと思いますが、とても大切な役割があります。脂肪を体内に取り入れると、4つに分けられます。
1.トリグリセリド(中性脂肪) 2.コレステロール 3.リン脂質 4.脂肪酸
トリグリセリドは、エネルギー源して使われ、余分なものは皮下脂肪(お腹周りにたまるヤツです)・肝臓に蓄積されます(トリグリセリドが中性脂肪と考えていいでしょう)。 トリグリセリドは、食事からの摂取以外にも肝臓で合成されます。炭水化物が大好きな人は、脂質を摂ってなくとも炭水化物の量が多いと、お腹周りの脂肪に変換され気になるお腹になります。コレステロールとリン脂質は、あらゆる細胞の膜を形つくる成分になります。コレステロールの一部は脂肪酸と結合して細胞の中に貯蔵され、ステロイドホルモンやビタミンDの原料になります。因みに、コレステロールの7割は体内で合成されます、健康な人なら食事からの摂取が多くとも決まった量しか吸収しません。
しかし、調節バランスがおかしくなると、血液中のコレステロールが多くなり動脈硬化になります。ステロイドホルモンは女性ホルモン・副腎皮質ホルモン(尿の吸収を促す・肝臓での糖新生を促す・男性ホルモン)などです。女性マラソン選手は、体脂肪が少ないことにより、ステロイドホルモンが造られず、月経がないこともあるそうです。
脂肪酸は他の脂質と結合したり、他の脂質を合成するときの材料にもなり、トリグリセリド、コレステロールにも脂肪酸が組み込まれています。脂肪酸は大きく飽和脂肪酸(科学的に安定した部質で蓄積に向いている、エネルギー源となる)と不飽和脂肪酸(科学的に不安定で過酸化物質を造りやすく蓄積に向いていない)に分類され、体内で合成できないため食物から摂取しなければならない脂肪酸を必須脂肪酸と呼んでいます。脂肪酸の中にはプロスタグランジンなどのホルモン作用物質の原料になるものもあります。
とかく誤解をされやすい脂肪ですが、その種類はさまざまで、とても大切な働きをしているのです。
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増加する耳鳴り!?
耳鳴りを感じる方が、近年若者に増加中です!!
一番多い要因とは!! それは、ヘッドホンなどで長時間大きな音で音楽を聴くことにより起こる音響外傷です。 急性と慢性症状がありますが、大きな音が音を感知する器官に障害をもたらし難聴を起こすのです!! 一過性に起こる場合は、問題ありませんが、長時間続いた時は要注意です。
耳の自閉塞感を感じ、その後、耳鳴りや難聴に気がつくことが多いようです。ココで一番重要なことは、異変に気がついたら至急耳鼻科を受診すること!!です。発症から二週間以内に受診しないと、聴力の回復は難しいといわれています。
早期に受診することで痛んだ組織の回復を図ります、最近では鍼治療も併用する病院があります。 あと、女性に多い低音性難聴も増加しています。 低音性難聴は、気がついたら耳鳴りがしていて、健康診断でわかる方が多いです。 原因は、ストレスが大半を占めます。慢性的な症状ともいえるでしょう、鍼施術が効果的です。
異変を感じたら、すぐ専門機関に相談をすることが大切です。
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体温と免疫力
平熱が1度下がると免疫力は30%も低下し、代謝は12%下がるといわれています。
なぜなら体温が下がることにより血液の流れが悪くなりウイルスや細菌と闘う白血球を集めにくくなり、結果、免疫力が下がってしまうのです。
自分の平熱を知るには3日間、朝・昼・夜の決まった時間に体温を測り、その9回の平均をだします。
理想は37度ですが、日本人の平熱の平均は36.2度程だといわれています。
平熱の低い『低体温』の原因の9割は筋肉量の低下・不足です。 様々なものが機械化し運動量が減り、運動不足による筋肉量の低下→基礎代謝の低下→内臓脂肪増加→生活習慣病となってしまうのです。
平熱を上げるには筋肉を増やすこと、すなわち運動することです。手軽な方法としては歩くことです。 毎日30分程度歩くことを習慣付けると良いです。 スクワットなどで脚の筋肉を鍛えるのも効果的で、特にふとももの筋肉は体の中でも非常に大きいので平熱アップに向いています。 また、普段から冷たい飲食物の摂りすぎに気をつけましょう。
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消毒・殺菌・滅菌
毒とは対象物(例えば、人体など)に付着している病原性を持った微生物(細菌・ウイルスなど)の活動を弱める、害のない程度まで減らすこと。
殺菌とは特定の微生物(細菌・ウイルスなど)を殺すこと。一部の細菌・ウイルスを殺しても『殺菌』と呼べるため他の多くの細菌・ウイルスなどが残っていることがあるので有効性に保証がない。
滅菌とは全ての微生物(細菌・ウイルスなど)を死滅させ限りなく無菌に近づけること。 微生物の生存確率が100万分の1であることが定義づけられている。 人体などではありえないことなので器具などについての用語である。
滅菌には『物理的滅菌』と『科学的滅菌』とがあり物理的滅菌の代表はオートクレーブで、飽和水蒸気中で121℃・2気圧・15分以上加熱する。
物によっては133℃・3気圧・60分以上のこともある。 他にはγ線滅菌があり熱に弱い器具などに行う。
科学的滅菌の代表はエチレンオキサイドガス(EOG)滅菌がある。
当院の鍼灸施術では、患者さんの患部と施術者の手指のアルコール消毒を行い、エチレンオキサイドガス滅菌されたディスポーザブル鍼(使い捨て鍼)を使用して施術をしています。
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血液型と免疫力
『血液型によってかかりやすい病気がある』と断言した、東京医科歯科大学 藤田 紘一郎名誉教授によると
一般的に知られているABO式血液型ではO・B・A・ABの順に免疫力が高いといわれている。
人間や動物に血液型があるのと同様にABO型の血液型を持つ病原体が存在し、同じ血液型の人間を好む
傾向にある。 また、血液型を持たない病原体でも特定の血液型を好むことがある。A型
日本人の38%を占める、几帳面でストレスを溜めやすいのでストレスが誘因となる疾患の心筋梗塞・動脈硬化や生活習慣病の糖尿病になりやすい。 また、ヨーロッパ心臓病学会は2008年に『A型の人間が心疾患にかかる危険性は他の血液型の2~20倍である』という研究結果を発表している。
最も注意が必要な病気は胃ガンである。 胃ガンの誘発因子であるヘリコバクター・ピロリ菌はA型を好む傾向が強いといわれ、そのほかの消化器系のガンにも注意が必要である。O型
4つの血液型の中で最も免疫力が強く、ストレスを溜めにくい性格で古くから肉食を好み感染症に対する抵抗力が強い。 しかし、A型と同様にピロリ菌に好まれ胃潰瘍や十二指腸潰瘍になりやすいO型はA型よりも十二指腸潰瘍で30%、胃潰瘍で15%もかかりやすい。 古くから肉食を好んでいたためか胃酸を分泌しすぎるようである。
胃ガンや大腸ガンには比較的なりづらいが、十二指腸潰瘍に特に弱い性質を持つ。
メキシコなどの中南米は90%がO型なのでO型を好む病原菌類が多く旅行の際は注意が必要である。B型
O型に次いで免疫力の強いB型ですが、サルモネラ菌や病原性大腸菌などはB型を好む性質がある。 また肺炎の原因となる肺炎球菌にはB型の性質を持つものが多いので肺の病気には注意が必要である。
最近、日本で増加しつつある結核菌への感染率はO型と比較すると10%も高いとの報告がある。
これらの感染症だけでなく糖尿病や筋萎縮性側索硬化症などの自己免疫疾患にもかかりやすい。AB型
4つの血液型の中で最も免疫力が弱いとされているAB型、その割合は全人類の5%以下でA型の白人種とB型の蒙古種が交じって生まれた一番新しい血液型で1200年程前に初めて誕生したと言われている。
A型とB型の2つの耐性を持ち、アレルギーかかる確率が低く自己免疫疾患にかかることも少ないがAもBも受け入れてしまうため、ある種のガンにかかりやすく両方の短所を受け継いでいるので一番短命である。
感染症に弱く、歴史的に天然痘や梅毒などの流行時にAB型の人口が著しく減少したこともあるという。ちなみにネコと豚はA型、ゴリラ・クジラ・牛はB型、カエルはAB型の割合が多いそうです。
参考文献 『血液型の科学』 藤田紘一郎著
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刺さない鍼!?
鍼の施術方法のひとつに体内に鍼を刺さずに金属やその他の素材で皮膚表面に接触させたり、こするように摩擦させたりする接触鍼という方法があります。 そのときに使われる道具を『鍉鍼』『円鍼』と呼びます。
現在、我が国の鍼灸専門学校の教科書の元になっている中国最古の医学書に『黄帝内経霊枢』というものがあり(紀元前450~221年頃)、その九鍼十二原篇に当時使われていた様々な形状の鍼を九種類ほどに分類し記載されています。 そのなかに『鍉鍼』『円鍼』が登場しているのでかなり古い時代から行われてきた治療方法だという事が推察されます。 当時の鍼は「砭石」と呼ばれたように「石」でできていたり、「箴」の文字があるように「竹鍼」なども使用されていたようです。
経絡施術という身体の『気(エネルギー)』を整えることで症状を変化させる施術方法があります。
『気(エネルギー)』は経絡という身体にある道を循っていて『鍉鍼』は刺さずに『気(エネルギー)』を良くするときに用いられる鍼です。 刺す鍼に比べて刺激量も少なく患者さんの身体に負担がかかりづらい施術法なので、乳幼児から高齢者まで誰にでも適応し、特に関西地方では『小児鍼』として発達しています。
材質は、金・銀・銅・チタン・真鍮・アルミなどなど様々なものがあり、太さや長さや先端の形状など使用する目的や施術家によってことなるようです。 金や銀の『鍉鍼』は材料の関係上かなり高価なものもあり、なかにはメッキのものもあるようです。 金やチタンなどはアレルギー体質の方にも使用でき重宝します。鍼が刺さるのがどうしても恐くて鍼灸治療から遠ざかっている方はご相談ください。
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『サケ(鮭)』の話
日本発の健康・美容素材として『サケ(鮭)』が日本国内をはじめとして、アジア・イスラム圏など海外にも広がりを見せ始めています。 大きな理由の一つに長い食経験と国産天然素材としての安心感があげられます。 また、様々な成分による美容・アンチエイジング・加齢変性による関節痛対策など性別に関係なく幅広い年齢層に対応しているところが魅力のひとつです。 さらには四足動物由来の原料を嫌う化粧品業界や宗教上の理由から四足動物の使用ができないイスラム圏での需要が伸びているようです。
一部ではありますが『サケ(鮭)』についての紹介をしたいと思います。
サケの栄養成分
サケの身 アスタキサンチン
アミノ酸
ビタミンDサケの鼻軟骨 プロテオグリカン
コラーゲン(Ⅱ型)
ヒアルロン酸
コンドロイチン硫酸(A型・C型)サケの皮 コラーゲン(Ⅰ型)
サケの卵巣膜 コラーゲン
コンドロイチン硫酸
ヒアルロン酸
核酸
エラスチン
タウリン
ビタミンDサケの白子 核酸
プロタミン成分の解説
プロテオグリカン
タンパク質と糖鎖が共有結合した複合糖鎖の一種。 動物の細胞間組織の構成成分。細胞外マトリクスや細胞表面、軟骨などに多く存在し、身体組織の形成・維持のために重要な成分。
●関節痛改善作用 ●軟骨代謝マーカーにおける代謝改善作用
●軟骨合成促進作用における変形性関節症の予防・改善作用
●肌の弾力改善 ●シワ改善作用 ●角質状態改善 ●色素沈着改善 ●保湿作用 など美肌素材としてのデータもヒト試験レベルで確認されている。
アスタキサンチン
自然界に広く分布している天然の赤い色素でカロテノイドの一種。トマトの「リコピン」や、にんじんの「β‐カロテン」などのカロテノイドは活性酸素を除去する<抗酸化作用>を持つ成分として注目されているが、その中でも「アスタキサンチン」は他を圧倒する強力なパワーをもっている。
●疲労回復作用 ●筋肉痛を抑制、運動能力向上 ●紫外線から肌の老化を守る
●血管を若返らせる ●生活習慣病予防 ●自律神経のバランスを整える
核酸(白子由来)美容・アンチエイジング・脳機能改善
コンドロイチン(鼻軟骨由来)
変形性関節症予防・改善作用
コラーゲン(皮由来)
美容効果・アンチエイジング
由来機能性素材の特長
●安全・安心な国産天然素材である点
●長い食経験
●特殊な生態への神秘的なイメージ
●産学官連携による素材開発などなど、我々日本人の食文化に馴染みの深い『サケ(鮭)』ここには書ききれないほどの魅力を秘めているようです。
参考
富士フイルムホームページ健康産業新聞
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整体・カイロプラクティック・鍼灸院の選び方について
整体・カイロプラクティック・鍼灸院の選び方について
HPで治療院を検索すると物凄い数のお店があります、身体で困った時は何処へ行けばいいのでしょう?
それは、口コミやHPで場所・値段・時間・施術者など調べて行くしかありません。施術院には得意とする症状があります、その得意分野を調べてみるのも良いでしょう。
ただ、腫れている・出血・変形などありましたら先ず病院の受診を受けて診てはいかがでしょうか。中には内臓からくる痛みがあります注意が必要です、生命に異常がないことが分かれば凄く安心できます。その後、西洋医学・東洋医学などの選択もよろしいかと思います。
そこで振り出しの施術院選びです、治療院の設備・施術者の経験・女性スタッフが居るなどありますが、『初めて行く』はとても勇気が要ります、ましてや女性なら。よしだ鍼灸院は女性のスタッフは居ませんが女性のご利用者さんは大変多いです。
初めの一歩はHPを見て電話してスッタフの感じを確かめてみてはいかがでしょうか。その時の対応で決めてみるのが一番だと思います。HP上に色々な情報は乗っていますが、所詮宣伝です。よしだのページも宣伝です、他院も宣伝のためにHPを持っています。少しでも良く見せようと色々制作会社と打ち合わせをして見栄え良くしています。どこも一緒ですよ・・・ ただ伝えたいことはバシィっと宣伝しますけど。施術内容も整体・カイロ・鍼灸とかなんでも良いかと思います、良くなればね。苦手があれば施術者にハッキリ伝えてください。自分の身体を守るために。経験によって、あんばいが解らなく過剰な刺激を加えてしまうこともあるかも知れませんからね。ご自身の希望を問診時に伝え納得して受けていただければ、施術変化も一段とあがります。
施術院選びは自分に合う施術者を選ぶと言うことです。信頼あっての治療です、患者さんも初めての所は恐い様に施術者も恐いのです。 初めはできるだけ話おしてください、施術者を知るために。施術者も患者さんを知るために話ますし、自分を売り込みます。気にいってくだされば幸いです。
色々書きましたが膨大な治療院の中から自分の目的でお店を選び電話をして感じを確認してください。施術内容なんかみても良く分かりません、同業者でないとね。 感じが良ければ、お店に行ってみてください、合わなければリピートしなければいいのです。初回はだいたい特典を設けている治療院が多いので次の施術院を探せばいいと思います。
根気よく自分に合う施術院を探してください。
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当院で使用する特殊機器について(レボックス編)
当院では施術変化にとことんこだわった結果から、手技療法(施術者の手・体を使った技)だけに頼り過ぎることなく、場合によっては特殊機器類を併用することが大きな特長となっています。
一般的には整体院では手技療法に、整骨院・接骨院・整形外科等では各種機器類や薬品類に頼る傾向にあります。それぞれに違った良さがありどちらも正解だと思うのですが、上手く組み合わせることが可能ならばそれがベストではないかと考えての結論です。
当院では整体院としての手技療法の良さを生かしながら、さらに特殊機器類ならではの効果にも着目し、導入を試みて参りました。
今回はそんな特殊機器類の中から【レボックス】という特殊機器を紹介してみたいと思います。
【分類】
マイクロアンペア(μA)あるいはマイクロカレントと呼ばれる極めて微弱な電気を作り出す機械。(1アンペア=1,000,000μA)
ちなみにこのマイクロアンペアという微弱な電流は、我々が怪我をした時に組織の修復を行う過程で実際に体の中で流れていて組織の修復を早める環境を作り出しているものだそうです。この機械はそれを応用したものです。
【働き】
人の身体は細胞で構成されています。疲れやケガの回復の速度にはその細胞の働きの良し悪しと細胞に栄養を届ける血流が大きく関わってきます。
この機械はその中の『細胞の活力』の改善に働きかけ、活動の弱まっている細胞の活性化を行うことが可能。いわゆる『自然治癒力』を高める変化が期待できます。
電気の機械にはこの他にも数多くの種類がありますが、多くの物は血流やリンパの流れ(『細胞の外』)の改善に効果を期待しますが、細胞の元気を取り戻す変化にかけてはこの機械が一番だと思っています。
【原理】
細胞の外壁を構成する『細胞膜』。この細胞膜を通過して物質は細胞の内外を行き来しています。この細胞膜の内外は絶妙なイオンバランスで成り立っています。
しかしケガで傷んだ場合、あるいは疲れの大きな場合にはこの細胞膜の外にはプラスのイオンが固着する特徴があります。そうなると通常の細胞膜としての働きを阻害され、細胞自体の働き(元気)が弱まってしまいます。
細胞の活動が弱まるということは組織の修復や疲労の回復にも影響し、これを良化することこそが重要になってきます。
『レボックス』の電極はマイナスの電気を帯びていて、それを体に接することで傷んだ細胞の細胞膜に固着したプラスイオンの流動化が可能となります。正常な機能を取り戻した細胞は大きな自然治癒力を発揮し、疲労・ケガからの早期の回復が見込めます。
余談ですがこの機械は特にスポーツ界のトップアスリートに愛用者が多く、その即効性・効果の高さから『マジックボックス(魔法の箱)』と呼ばれているそうです。サッカーのベッカム選手、元テニス女王のグラフ選手、国内ではソフトバンク・ホークスの選手たちが愛用していることで有名だそうです。
当院ではこの【レボックス】以外にも多種の機器を導入しており、それぞれの症状に合った使い分けをしています。またの機会には他の機器についても紹介していきたいと思っています。
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腸のお話
腸は小腸・大腸からなり、小腸は6~7m程あり消化吸収の80%以上を行います。小腸で消化吸収されるものに『糖質』『脂質』『タンパク質』があります。 それに対して大腸は1.5~2m程しかありませんが太さは小腸の約2倍あり、主に水分の吸収を行っています。
その腸の病気でもっとも恐いのは『大腸がん』です。
日本人の死因の第1位は悪性新生物、いわゆる『がん』です。 そのなかでも男性で3位女性ではなんと第1位なのが『大腸がん』なのです。 同じ腸管でも小腸にはリンパ組織が多いため『がん』に強いといわれています。大腸がんの原因に肉類の取り過ぎがあります、肉類に多く含まれる動物性脂肪の消化には肝臓で作られる胆汁酸が使われます。 大半の胆汁酸は小腸で回収(吸収)され胆のうに戻りますが肉類の過剰摂取によって、たくさん分泌された胆汁酸は小腸では回収しきれずに大腸まで達し腸内の悪玉菌により2次胆汁酸となり発がん性をもってしまうのです。 また肉類の中でもハムやベーコンなどの加工肉を製造する際に殺菌や発色に用いられる亜硝酸ナトリウムは大腸内でニトロソアミンに変化し、これもまた発がん性をもつと言われています。
大腸がんの予防には食生活を野菜中心に見直す必要があります。 また、大事なのは早期発見です。便潜血検査・大腸内視鏡検査が有効です。激辛料理などの刺激物を食べて翌日に下痢をしてツライ思いをしたことはないでしょうか?
胃や腸が刺激物を異物だと認識して体内に吸収すべきではないと防御反応をとった結果、下痢をしてしまった可能性が高いです。 また、刺激物が消化吸収されずに肛門まで届くため大腸・肛門周囲の粘膜を傷付け痔疾へと移行する恐れもあるので注意が必要です。
また、誰もが一度はトイレで自分のウンチを見て未消化物を見つけたことがあると思います。 例えば、トウモロコシの粒、ニラ、キノコ類、トマトの皮など胃腸の調子が悪く消化不良を起こしていると思いがちだが、これは口腔内すなわち口で良く食べ物を噛めていないことによることが多いようです、消化器官の入り口である口でしっかりと食べ物を咀嚼し唾液の助けを受ければ胃腸の負担も軽くなるし、噛むことによって脳が刺激されて認知症の予防にもつながるのでオススメです。
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栄養素と代謝
三大エネルギー→糖質・脂質・タンパク質と言う ちなみにビタミンはエネルギー源にはならないです。
栄養素の働きは身体の構成成分になります。糖質は俗に言う炭水化物とも言われて、余った糖質は肝臓や筋肉にグリコーゲンとして貯えられます
更に過剰摂取した糖質は脂肪に変換されますので要注意です!!脂質は,まさに不溶性物質で三大栄養素の中では最も多いエネルギーを放出します.
脂肪の仲間のコレステロールは,ステロイドを作るのに大切な物質です。
ちなみに善玉・悪玉とも言われますが必要なのですよ。タンパク質はトテモ大切な物質です、タンパク質の最終分解物はアミノ酸です.
アミノ酸は全ての元で、アミノ酸が何個結合するかで身体の『何に』なるか決まります。代謝について
筋肉量の多い男性は代謝が多い元気の塊子供はエネルギーを使いまくるので、老人より代謝が多い
冬は寒いので体温を維持するため、夏より代謝が多い
体表面に比例する
ちなみに、食事の後は食物を消化するため臓器が動き代謝が上がります
と、色々書きましたがバランスの良い食事・適度な運動が大切!!
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身体の力
我々のような施術院などでは、お身体のことでお困りの方に施術を行っていますが、こういった症状を本当の意味で治しているのははたして誰だとお思いでしょうか?
多くの患者様、そして我々施術者サイドでも勘違いしている部分が多いのですが、症状を治しているのは『患者様自身の持つ自然治癒力(回復力)』です。
では我々施術者の果たす役割とは何か?
答えは『患者さまの自然治癒力を最大限に発揮できる環境づくりをお手伝いする』ということになります。
硬く固まった筋肉をほぐし、血流の悪い部分を改善、神経の働きを整え、歪みを整え身体にかかる負担のバランスを分散させる。そうすることで人間が本来持っている身体の力を十分発揮できる状態を作り出すのです。ここまでできれば、あとは疲れ・痛みの原因を身体が自然に修復してくれるという仕組みです。回復の妨げとなる因子を薬で改善して治癒力を引き出す、お医者さまで処方されるお薬なども同様だと考えられます。
生命体とは何億年という長い年月をかけた進化の末に獲得した優れた機能を持ち合わせます。暑ければ汗をかき体温を一定に保ち、病原菌の侵入があれば免疫によって撃退、怪我をすれば自動的に修復する・・・など例を挙げればきりがありません。野生動物はお医者さんも薬も無く、すべて自分の身体の力で厳しい自然環境の中で対応していることを見れば分かりやすいかと思います。ところが、我々人間は文明の進歩により楽な生活を獲得し、それまで身体の力で対応していた部分を道具でまかない、本来持っていた能力は退化してしまいました。生活様式も変化し、一日中パソコンの前で座りっぱなしで運動不足という自然の摂理に反した方も多いのではないでしょうか。その結果が身体の不調となって現れています。
身体の不調は『身体の声』とも言い換えられます。自分の身体に起こっている不具合を本人に知らせ、改善を促す仕組みです。身体が休息を必要としている時には眠気を催し、不足する栄養素があればそれを含んだ食品を自然と欲するように。現代社会においては自然の摂理に沿った生き方を貫くというのはなかなか大変だと思いますが、時には自分の身体の声に耳を澄ませ、それに応えることも大切なのではないでしょうか。
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ビタミン知識 No.1
サプリメントや栄養ドリンクにレモン○○個分のビタミンC配合などと書かれていますが、そもそもビタミンとは身体にとってどんな働きがあるのでしょうか。 今回は、代表的なビタミンと、その欠乏症(足りないと起きてしまう病気や症状)を紹介します。
ビタミンAビタミンAは目で光を感じる部分に関係しています。
不足すると視力低下や夜盲症(薄暗い場所などで見えにくくなる。鳥目。)になります。
緑黄色野菜・ひじき・ウニなどに多く含まれます。ビタミンB1
ビタミンB1は糖を分解してエネルギーを産出する酵素を助ける働きがあります。不足すると脚気・ウェルニッケ脳症になります。
豚肉・ウナギ・玄米などに多く含まれています。
ビタミンB2
ビタミンB2は脂質の酸化を防ぐ作用があり、身体の老化を防止します。不足すると口内炎・口角炎・肌荒れになります。
レバー・納豆・卵などに多く含まれています。
ビタミンB12
ビタミンB12はDNAやRNAの合成に関与し、また脂質の代謝にも働きます。不足すると悪性貧血を起こします、ハンター舌炎や味覚低下、白髪など様々な症状を伴い、精神障害に陥ることもあります。
貝類・魚卵に多く含まれています。ビタミンC
ビタミンCは強い抗酸化作用をもっていて身体の老化を防ぎます。またメラニンの色素沈着を防止し美白に役立ちます。不足すると壊血病を引き起こし、毛細血管が脆弱になり歯肉、皮下での出血が起こります。
果物・野菜に多く含まれています。
ビタミンD
ビタミンDは骨の形成に関与します。ビタミンDは日光(紫外線)を浴びることによって人体の中で合成されます。また、体内でのカルシウムの吸収にも関係があります。不足するとカルシウムの欠乏が起こり成人では骨軟化症、小児ではくる病がおこります。
また、骨粗鬆症の原因にもなります。
日光(紫外線)を浴びることによって合成されます。
たくさんの栄養素をバランス良く摂取することが健康への近道だと思います。
ビタミン知識№2に続く。
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三大欲求
人間には欲があります、よく言われる三大欲求
1・食欲
2・性欲
3・睡眠欲
などが三大欲と言われています。
1・食欲は視床下部にある摂食中枢です、血糖値に応じて空腹・満腹を感じます。
さらに胃での伸展具合も満腹に影響します。
血糖値が高く肥満傾向にある人でも、美味しいもの・好物など食に関して関心が非常に高いのが人間です。2・性欲は二次性徴(エストロゲン・アンドロゲンのホルモンの関係)を迎えるとはっきり発現すると言われています。
3・睡眠は大雑把に言えば自律神経系の視床下部が支配しています、脳・神経・身体を
正常に保つための睡眠です・・・実は、睡眠は自然と寝て起きる生理作用なのですよ!!じゃあ、三大欲求ではないじゃん!!
そう三つ目は・・・集団欲です ハイ ドーン!!
会社・遊び場・インターネットなどの場で人は話し相手・集団行動を欲しています。
これこそ大脳辺縁系にある本能行動ではないでしょうか、集団欲によって幸福感や優越感などを満たしていくのです。
この欲求はコミュニケーション・社会性・人間性等を成長させる欲求です、最も人が欲する欲求なのかもしれませんね。
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『肩こり』について
デスクワーク系の仕事を職業とされる方はかなりの高確率で『肩こり』に悩まれているようです。パソコンが普及してからの現代社会において肩こりは職業病的な側面をもち、我々の生活により密接な関わりをもたらしつつあります。
ただでさえ辛い『肩こり』、そのまま放置すると『疲労感』から『痛み』へと質が変化。さらには『腕のしびれ』や『頭痛』へとも発展しかねません。
では、そもそも肩こりの正体とは何なのか?その原因は?すこし掘り下げて考えてみたいと思います。
まずは『僧帽筋』(首~肩~腰とつながるひし形をした人体背面の大きな筋肉)。肩こりの原因となる最もメジャーな筋肉で、サロンパスのCMで有名な『介の字貼り』に対応するものです。多くの患者さんからも「首と肩甲骨のつなぎ目」あるいは「肩甲骨の内側」「両肩の上」がコルとの声を聞きます。
この僧帽筋のコリは主に姿勢と関連が深いようです。その代表例が『猫背姿勢』であり、背中の筋肉は姿勢により長く引き伸ばされ肩甲骨に付着する部分を強く引っ張り、首では前方に大きく傾いた頭の重さを支える為に、首後面の部分が疲弊し硬く緊張します。首は前後だけでなく左右にも傾く傾向が強い為に、左右に傾いた頭の重量を支える為に『肩の上面~首の側面』の筋肉にもコリも生んでしまいます。
予防としては姿勢の改善が挙げられるのですが、仕事中などに無意識で行う姿勢はなかなか改善しづらいものだと私は考えます。短時間であれば可能かもしれませんが長時間となればなおのことでしょう。そこで私が提案するのは自分の弱点に見合った『ストレッチ』です。ストレッチや筋トレでは『こまめに・継続する』ことが重要です。一度に行う量があまりにも多いとこれが難しくなるので、個人の弱点に的を絞ったストレッチのアドバイスを行うように心掛けています。
僧帽筋に次いで大きな問題となるのが、『肩をすくめる動作』『肘を浮かせてのキーボード操作』に使う『肩甲挙筋』『菱形筋』になります。
デスクワークに限らず同じ姿勢を続ける時に気をつけて頂きたい(意識していただきたい)のが、腕を不安定な状態にしないこと。腕が不安定な状態になるとその腕の重みを支えるために『肩甲挙筋』『菱形筋』を使い続けることになり肩こりを生んでしまいます。この動作は無意識で行っているため自覚が無く、蓄積された疲れとなって慢性化することが多いようです。
予防はパソコンのキーボード操作をする時には『肘を机にしっかり安定させる』こと。これだけでかなりの効果が期待できると思います。
朝起きた時に肩こりを感じる方は寝ている間にも腕を安定させる工夫が効果的となる場合もあります。クッションを上手く使うなど色々工夫すると良いかもしれませんね。
コリを自覚しづらい部分にも肩こりの重要な原因は潜んでいます。その代表例が『腕』です。人間の体は全身がつながっていて、ある部分にコリや歪みが発生すると連動的に他の部分に伝わってゆき、他の離れた部位にもコリ・歪みを作ってしまいます。
『腕の疲れ→肩こり』もその典型と言えます。
腕と言っても範囲は広く、肩関節~二の腕・力こぶ~肘~前腕部~手首~指。この中でも特に前腕部の肘付近と肩関節周りのマッサージ・手首のストレッチは有効性が高いので、自分でさすったり・ストレッチを行ってみて「痛気持ち良い」ものを優先的に試していただくことで肩こり緩和に役立つと思います。
最後に肩こりの中には筋肉の疲れなどが原因ではないもの、例えば内臓疾患からくるものなども存在します。整体やストレッチなどでも改善が見られない、あるいは症状の悪化が感じられる場合などにはお医者様に相談するなど問題を軽視しないことを付け加えておきます。
身体から発せられる様々な症状は『身体の声』。問題があり、その改善を自身に求める大切な信号です。
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医食同源
東洋医学 の考えの1つに『医食同源』というものがあります。
食べ物は薬、または医療の基本は食事という考え方です。最近では『薬膳』などと言われる食事療法で体質改善、免疫力・自然治癒力を強化し、
健康な身体を手に入れることも一般的に知られるようになってきました。東洋医学では食べ物の性質を『四気五味』と分類し、それぞれ個人の体調、体質にあった
食事をとることを勧めています。『四気』とは、寒・涼・熱・温
『五味』とは、酸・苦・甘・辛・鹹上記のように分類されます。 たとえば「大根」の気は『寒』で身体を冷やす作用があるので、
生食(サラダ)などで多く食べることはお勧めできません。 逆に少し前からテレビや雑誌で盛んに
採り上げられていた(ショウガ)などは『温』の作用があるので冷え性の方の味方となる食材です。このように食材の性質である『四気五味』を理解し、毎日の食事を少し気にかけると健康的で、
より良い生活がおくれるとおもいます。 『四気五味』についてはインターネットなどで気軽に
検索ができるので参考にして下さい。 -
花粉症やアレルギーなど
今日は、アレルギーの話しをしたいと思います。
症状などはインターネットで解かります、しかしその発生の原因は色々です。
今回は完全に私の主観で述べたいと思います。 私は花粉症と喘息を持っています、花粉症は25歳の時、喘息は35歳の時に発症しました。どの時期も共通して言えるのは多大なストレスを感じていた時期です。
そうです ストレスが原因でアレルギーが発症するのではないかと私は思います。
交感神経が過度に緊張した結果、免疫も過剰反応をしてしまうように思います。 一度発症してしますと長期に渡り辛い思いをしますならばリラックスした状態を保てればアレルギーも良くなるかもしれません。
過度のストレスを除き、楽しい毎日を送れれば良いのでないでしょうか。
もちろん薬もOK・べにふうき(紅富貴)もOK・身体に良い事何でもOKです。スローライフ!! Que sera sera!!の気持ちを持てば、無駄な緊張をしなくていいのかな。
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生活習慣病
生活習慣病・・・皆さんも日常よく耳にする言葉ではないでしょうか。ではその意味は?「なんとなくはイメージできるが具体的にはよく分からない」そんなかたも多いのではないかと思い今回は生活習慣病とその予防について書いてみたいと思います。
生活習慣病とは文字通り「身体の負担になる生活習慣」を続けることによって筆記起こされる病気の総称で高血圧・高脂血症・肥満・糖尿病、さらにはそれらが起因となるガン(肺ガン・胃ガン・大腸ガンなど)・心疾患(脳卒中や狭心症)・脳血管障害(脳卒中や脳梗塞)なども含まれます。
生活習慣病は数年前までは「成人病」と呼ばれていましたが、その原因が加齢よりも」むしろ予防のできる「食生活や運動週間、職場や家庭のストレスといった、普段の生活習慣」であることが分かってきました。そこで成人病という言葉は「生活習慣病」という表現に改められました。
「身体の負担になる生活習慣」とは具体的には①偏った食事 ②運動不足 ③ストレス ④喫煙 ⑤門の飲酒 などになります。
その予防には正しい生活習慣「バランスの良い食事・適度な運動・心身ともに十分な休養」を身につけること。そして「禁煙・アルコールは程ほどに」することも大切です。ワンポイントアドバイスとして「食事」では一日30品目・肉より魚・塩分糖分の制限。「運動」ではウォーキングなどの有酸素運動(一駅手前で下車し歩いて帰宅などお勧めです)やストレッチ。「休養」では十分な睡眠時間の確保・自分に合った精神的なリラックス方法(音楽やアロマ風呂など)を見つけることです。
いずれにせよ大切な事は「続けること」。そのためには「意識すること」だとおもいます。
言葉では簡単でも実行するのは大変なこと、まずは「意識すること」から始めたいと思います。 -
帯状疱疹
最近の現代人に増えてきている帯状疱疹そもそも子供の頃に水疱瘡にかかったかたなら誰でもなる可能性がありウイルスが体内の神経節に潜んでいる状態だからです。
帯状疱疹の引き金になりやすいのはやはり免疫に関係してか加齢によるものが断トツに多いですね。
その他にも個人差がありますが家庭育児のストレスや仕事のストレスを長きにわたって体をいたわる時間もないような頑張りすぎた方が運悪く免疫が低下してしまい帯状疱疹になることがあるようです。皆さんのお友達や知り合いや身内の方でも帯状疱疹になった方がいますか?
かなり個人差があって帯状疱疹になっても痛みがない方もいれば私たち治療家が気をつけなければいけない合併症なんかもあります。例えばラムゼハント症候群は専門の医師の所で治療を受ける必要があります。(最近ではペインクリニックに行かれる方も多いかな?)
症状としては耳鳴り難聴がでやすいと言われています。
それと耳の所に赤いブツブツができていたらそのままにしておくと顔面神経麻痺にもつながる症状なので自己判断しないことが大切ですね。もし鍼灸が活躍できる場面があるとするなら、帯状疱疹後神経痛や顔面神経麻痺のときはお近くの鍼灸院に相談してみると良いと思います。
鍼灸+専門の医師とのコンビネーションで症状にアプローチできたら理想ですね♪
あとはスーパーライザーという自律神経を調節できる特殊機器も帯状疱疹緩和にアプローチの方法があります
最後に帯状疱疹による日常の注意点は水ぶくれを破らないようにすること→破ると細菌感染が起こりやすくなる為
水疱瘡をやっていない赤ちゃんにもなるべく近づけないようにすること→水疱瘡発症リスクががある総括すると日常の心がけでストレスは1にも100に変化しますよね?
みなさんのストレス解消方法はなんですか?
時間がある時に患者さんに勉強と情報収集のために会話してみたいとおもいます。 -
偏頭痛
現代人に多い頭痛梅雨の時期は特に頭痛が多いように思います。みなさんは頭痛どうですか?頭痛もタイプ別に大きく分けると3つあります。
1. 片頭痛
2. 緊張型頭痛
3. 群発性頭痛このなかで片頭痛は若年から壮年の女性に多いのが特徴です。
前駆症状として閃輝暗点(せんきあんてん)と言って視界に光がチラチラとして物が見えにくくなる事があります。
要因としては心理的なストレスなどにより一側性の前・側頭部の拍動性頭痛が長いときで数時間起こることがあります!
それにともない悪心・嘔吐・下痢・めまい・音に過敏になったりして非常にストレスがたまり辛いですよね
頭痛で来院される患者さんの多くは強い肩こりや首の痛みがあり、整体の技術で良化に向かうように調整したり、筋繊維の深い所や筋膜に以上な張りがある場合は鍼灸もかなり有効だと思います。
さらに消化器にも異常がある場合は自律神経にアプローチするお灸などは本当に気持ちいいしオススメしたい技術ですね。
もちろん個人の体質や病歴によりできない場合があるのでしっかりとした問診は欠かせないです。頭痛で注意しなければいけないのは、突然の激烈な後頭部痛があり髄膜刺激症状などがあるとかなり危険なので早めに病院での診察が必要ですね。
いくつか検査方法がありますが、代表的なのが項部硬直でこれは仰向けで頭部を持ち上げると筋の抵抗が強かったり、ブルジンスキー徴候といって頭部屈曲時に股関節・膝関節が自動的に屈曲がおこるなど鑑別が必要になります。総括すると普段何気ない違和感でも気をつければ防げるものもあるし、ほっとくと危険な症状につながるものもあるので、自分にあった日常のケアが重要になりますよね♪
私にとっての健康管理は酸素カプセルをたまに入るのが気持ちもリラックスするし体の疲れがとれますね。
もちろんたまに複合的に体の調節もしてもらってます
お互い体を大切にして健康を保っていきましょう。
お悩み別豆知識
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抗リン脂質抗体症候群は、血中に抗リン脂質抗体とよばれる自己抗体をつくり動脈、静脈血栓症、習慣流産などの妊娠合併症をきたす疾患です。抗リン脂質抗体症候群の約半数が全身性エリテマトーデスを合併する方もいます。基礎疾患がなくとも発症し脳梗塞や流産を繰り返す方の一つの原因としてあげられます。抗リン脂質抗体症候群では、様々な部位の動脈血栓症や静脈血栓症が起こります。
動脈血栓症は、脳梗塞や一過性脳虚血発作が多くみられ、網膜動脈の血栓症による視野障害や失明が起こることもあります。
静脈血栓症は、下肢の静脈血栓症が多く、下肢の腫脹や疼痛がみられ、エコノミークラス症候群の様な下肢できた血栓が肺に飛んで肺血栓を起こすこともあります。